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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第134話 3つの戦い!旧魔王派の新たな力!
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所を……!?ッ避けて!!」
なにか殺気を感じたリアスは上を見ると複数の砲弾がこちらに飛んできたのが見えた。リアスは直ぐに回避の指示を出すと眷属たちはその場から離れる。
そして1秒遅れて地面を抉るほどの大きな爆発が巻き起こる、リアスの素早い指示で怪我人はいなかった。
「敵襲!?さっきの砲弾の数を見ると結構な数がいそうね、皆気を付けて!」
リアス達は警戒して辺りを見渡すが敵の姿は見えなかった。
「おかしいわね、さっきの砲撃は何処から……」
「部長、下です!」
首を傾げるリアスだったが仙術で地面から何かが迫っていたのを感じ取った小猫の叫びと共に巨大な口が現れた。
「なっ!?」
リアスたちは直ぐにジャンプして回避する、そして現れた大きな口は地面をまるでシャベルで掘ったかのように穴を開けてしまった。
「一体何者なの!?」
「ほう、私の顔をもう忘れてしまったのかね?」
「えっ?」
聞き覚えのある声にリアスはまさかと思いその名前を叫んだ。
「シャルバ・ベルゼブブ!?」
「ご名答だ。久しいな、リアス・グレモリー」
リアスはまさかと思ったが本当にシャルバだったと分かり更に驚いた。なぜなら彼の見た目が変わっていたからだ。
まず体格がかなり大きくなっていた、そして右手に剣、左手に大砲が装着されていた。そして足はブースターのようになっていて背中にはジェット機のような翼が生えていた。
そして何より顎が機械化されていて結構なイケメンだったのが見る影もなくなっていた。
もはや機械の怪獣と化したシャルバにリアスは開いた口がふさがらなかった。
「本当にシャルバなの?その姿は一体……」
「これぞベルゼブブが受け持つ『暴食』の力!食べたものを私の体に取り込ませることができるようになったのだ!名付けて『暴食からの創生』!今私は武器と一体化して無敵と化したのだ!」
「グルメ細胞の力ね……!?」
異常な姿になったシャルバの姿にリアスはグルメ細胞の力でこうなったのかと判断した。
「サーゼクスを血祭りにする前にまず貴様らから片づけてやる!覚悟しろ!」
「油断したな!」
「なに!?」
だが既に背後に回り込んでいた祐斗とゼノヴィアが不意打ちで斬りかかった。普通ならこれで決まるはずだが……
「うわっ!?」
「弾かれた!?」
背中に生えていたジェット機のような翼がまるでプロペラのように変化して二人の剣を弾いてしまった。
「甘いわ!」
そして二人をなんと大きくなった口で食べてしまった。まるで一気食いするかのように一瞬の出来事だった。
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