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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第134話 3つの戦い!旧魔王派の新たな力!
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、やりますか?」
「やるに決まっているだろう!今度こそサーゼクス共やあの無礼な赤龍帝、そして我々の邪魔を下一龍とやらも皆殺しにしてくれる!」
「良いでしょう、ではまずこれを」
ジョアはシャルバに赤い錠剤を渡した。
「なんだこれは?」
「それはグルメ細胞の壁を強制的に打ち壊す薬です。飲めば間違いなく強くなれるでしょう」
「ははは、それは良い!さっさとよこせ!」
シャルバはそう言うと錠剤を受け取って飲み込んだ。するとシャルバから凄まじいオーラがあふれ出した。
「ふははっ!力が溢れてくるぞ!これならもう負ける気がしない!今度こそ我らが勝つのだ!」
自身の力に酔いしれながら意気込むシャルバ、だがクルゼレイは錠剤を見ながら嫌な予感を感じていた。
「……こんなものがあるならなぜ前にくれなかったんだ?」
「最近になって完成したからです。その錠剤の材料には赤龍帝の細胞も入っていますので調合に時間がかかりました」
以前イッセーがトミーロッドとの戦いの際に指を失った事がある、その時の指を彼らは密かに回収していたのだ。
そしてそこから赤龍帝の細胞を抜き取って錠剤を作ったようだ。
「嫌な予感がする、何かリスクがあるんじゃないだろうな?」
「なら別に飲まなくてもいいですよ、その代わりあなたは猛獣のエサになってもらいますが」
「ぐっ……!?」
クルゼレイは確信した、ジョアは自分達を囮にして何かをするつもりだ。あの一龍達という化け物どもの注目を得るには相当派手な事をしないといけない、この錠剤を飲めば怪物のような姿に変化してしまうのじゃないかと悪寒を感じていた。
だが飲まなければジョアに殺されて猛獣のエサにされるだけだ。今更ながら自分はとんでもない存在と手を組んでしまったんじゃないかとクルゼレイは後悔していた。
「クルゼレイ、飲みましょう」
「カトレア、だが……」
「どの道私達にはもう後がないわ。私も怖いけど貴方と一緒なら……」
「カトレア……分かった。最後まで一緒だ」
クルゼレイとカトレアは覚悟を決めて錠剤をのみ込んだ。すると凄まじい力が二人からあふれ出した。
「な、なんだこの力は……!?イケる……これなら我らの悲願が達成できるぞ!」
「この力を持って私達は世界を掌握する!」
それと同時に何の根拠もない自信も湧き上がってきた二人、その狂気の目には先程の警戒心など既になかった。
「哀れな奴らだ、最後には確実な死が待ってるというのに……」
「ある意味幸せでしょう、夢気分で死んでいけるのですから。さあ存分に暴れなさい」
曹操は侮蔑するような眼差しで3人を冷ややかに見つめジョアは興味な
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