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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二十七話〜決戦――地上
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ま足を掴む。そのまま振り回し、投げる。
この一連の攻撃は何度もランスさんにやられたことがあるから効果は折り紙つきだ。
「このや、ろ!?」
案の定バランス感覚が崩れ、ふらつく。
これが続くのはせいぜい10秒と言ったところだが、戦闘時の10秒と言うのは致命的だ。
ふらついたノーヴェと距離を詰め、
「もらったよ!ディバイーン………」
「しまった!」
「バスター!!」
至近距離からの砲撃を喰らわせた。これならダメージは大きい。立てたとしても満身創痍のはずだ。
そして、煙が張れる。そこには………
「え?」
ノーヴェの姿は、なかった。
side ノーヴェ
「全く、油断しすぎだよ」
「う、うるせえな!オットー!」
ナカジマの砲撃を喰らった、と思ったあたしを助けたのはオットーのISレイストームだった。
シールドを張って砲撃を防ぎ、光の紐で救出されたのだ。
「助けてもらっといてそれはないんじゃないかな?」
「く、……あ、ありがとよ。でも次は油断しねえ」
「助かるよ。どうやら……あっちがもっとまずいことになってるみたいだからね」
オットーの視線の先にはウェンディが戦っているであろう場所が。
「もう油断はしねえ。全力でぶっ潰す!」
あたしはエアライナーを展開し、ナカジマの元へと戻った。
side ティアナ
「……そろそろ降参してほしいんだけど?」
「誰が……そんなことするッスか!」
そういってまた空へと上がる私の相手。
もしかして馬鹿なのだろうか?
「キャプチャーシュート、全方位展開……ファイア!」
新技、キャプチャーシュートを使い、あの子を追い詰める。
この技は極薄の魔力の膜を纏わせ、弾丸型に固めたチェーンバインドを放ち、進むうちに魔力の自然な拡散により固められていたチェーンバインドで相手を捕える、と言う技だ。
魔力消費が若干多いが、かなり避けづらい技であることは間違いない。あのランスさんを初見とはいえ捕えたほどの技だ。その後すぐに破られはしたが。
「くっそー!また捕まったっスー!!」
この子は本当に気が付かないのだろうか?
この技は地上の方が避けやすい、という事に。
相手が空中にいればそれだけで上下左右と弾数を増やせる。
この技は弾数が増えるほどその真価を発揮するのだから。
「そろそろ終わらせましょうか。クロスファイアー………!!」
私は身の危険を感じ、咄嗟に飛びのいた。そして私が飛びのいた直後爆発が起きた。
さっきまで私がいた場所には二本のブレイドを持った戦闘機人がその攻撃で作ったであろうクレーターと共
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