第八十話 教会の仕組みその二十
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「おみちを通っていって」
「そうしてですね」
「それで確かな人になってね」
「さらに伏せ込んでいくんですね」
「そうよ、お空は何処までもあるでしょ」
これは私が思うことです。
「果てがないでしょ」
「上には上がいるっていいますね」
「そう、だからね」
「確かな人になってもですね」
「まだよ」
本当にです。
「さらによ」
「よくなれるんですね」
「磨けば磨く程ね」
人はです。
「奇麗になるのよ」
「その心が」
「だからひながたの人達を見て」
「お手本にしてですね」
「何処までもよ」
本当に一生の間です。
「ずっとね」
「伏せ込んで」
「そしてね」
新一君にさらにお話しました。
「よくなっていって悪いんねんもね」
「切るんですね」
「それか白いんねんに変えるの」
いいいんねんにとお話しました。
「どちらかにね」
「することですね」
「そう、努力していったら」
私自身にも言い聞かせました。
「きっとね」
「切るか変えるかをですね」
「出来るわ、新一君は大叔母さんを尊敬してるのよね」
「はい、二人共」
すぐに答えてくれました。
「大好きで」
「そうしてよね」
「尊敬していると言えば」
「しているのね」
「だって僕のお祖母ちゃんみたいな人達ですよ」
だからだというのです。
「子供の頃から可愛がってくれた」
「そうした方々だから」
「大好きで尊敬しています」
両方だというのです。
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