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英雄伝説〜黎の陽だまりと終焉を超えし英雄達〜
第26話
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いぜっ!!」

「おっとっとぉっ!?」

フェリ、クロウ、マーティンがそれぞれ放った銃撃を怒涛に放つクラフト―――――ラピッドバースト、クイックバースト、マーダーバーストを連続跳躍で回避した。

「魂をも凍えさせてあげる――――――氷垢螺の絶対凍結!!」

「うああああああっ!?」

そこにリタが発動した広範囲に絶対零度の猛吹雪を発生させる魔術がメルキオルを襲い、逃げ場のない広範囲かつ全方位からによる攻撃はメルキオルも対処できず、ダメージを受けると共に全身の様々な場所が凍結した事で身体の動きが鈍くなった。

「ザイファ駆動―――――アイスハンマー!!」

「ハアアァァァ……!砕け散れ!!」

リタの魔術が終わるとアニエスのアーツによる降り注ぐ無数の氷とクレアのクラフトによる氷魂を撃ち抜いた時に降り注ぐ氷がメルキオルを襲ってメルキオルに更なるダメージを与えると共にメルキオルの足元を凍結させてメルキオルを動けなくさせた。

「いくわよ―――――!」

「!不味――――――」

足元を封じられたメルキオルを見て好機と判断したエレインはメルキオルとの距離を詰め、エレインに距離を詰められたメルキオルは足元が凍結した事で動けなくなった為焦りの表情を浮かべ

「ハァァァァァァ…………ッ!カレイドフェンサー!!」

「ぐあっ!?はは、流石やるねぇ!ボスに食い下がっただけはある!」

メルキオルとの距離を詰めたエレインは目にも見えない速さの連続突きを繰り出し、エレインが放ったクラフトで更なるダメージを受けて思わず呻き声を上げたメルキオルは口元に笑みを浮かべてエレインを賞賛した。



「っ、やっぱり……!―――ヴァン、貴方たちは先に行きなさい!相手をしながら何とか3人を逃がすわ!」

「でしたら、”(ソーン)”と残り二人の幹部達を合流させない為にも、私も残ってエレインさんを援護します。クロウさん達はヴァンさん達と共に先に行って下さい!」

メルキオルの言葉を聞いて何かに気づいて唇を噛みしめたエレインはヴァン達に先に行くように促した後メルキオルとの斬り合いを始め、クレアもエレインと共に残る事と先に向かうように告げた後後方からのエレインの援護を開始した。

「わかった!――――行くぞお前ら!」

「エレインさん、クレア少佐、どうかご無事で!」

「ッ……不本意ですがお任せします……!」

「ハッ――――借りは返すぜ!」

そしてメルキオルの相手をエレインとクレアに任せたヴァン達はエレイン達が戦っている間に先へと進んだ。



〜屋内〜



「エレインさんとクレア少佐、大丈夫でしょうか……」

屋内に入ったアニエスは二人がメルキオルと戦っている方向に視線を向けて
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