第26話
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の義理の姉さんを襲った張本人だ。」
「何……っ!?」
メルキオルの言葉にフェリが怒りの声を上げている中眉を顰めたアーロンの疑問にアニエスとヴァンが答え、二人の答えを聞いたアーロンは血相を変えて厳しい表情でメルキオルを睨んだ。
「ウフフ……お初の人達もいるし改めて名乗ろうかな?アルマータの三幹部の一人、”棘”のメルキオルって薄幸の美青年さ。”剣の乙女”さんに”小覇王”君、そして”エースキラー”の皆さんも、どうかお見知りおきを♪」
「”三幹部”という事はアルマータの幹部は、倉庫の二人と目の前の彼を合わせて全員ということですか……!」
「いえ、メンフィル・クロスベル両帝国からの情報によると”アルマータ”は”とある裏組織”とも繋がっている、もしくは支配下に置いているとの事ですから、”棘”を含めた3人は”アルマータの表向きの幹部”という事にして他にもまだいる可能性は十分に考えられます。」
「”棘”……まさか。」
メルキオルの名乗りを聞いてある事を推測したタリオンにクレアが指摘し、ある事に気づいたエレインは厳しい表情を浮かべた。
「言ったように、今回は二人の仕切りを覗きにきて、ちょっとだけ手伝っただけだから見逃してもいいけど―――――前も暴君サンたちのせいで途中退場しちゃった上、昨日は”小覇王”君のお姉さんに”返り討ち”にされたから、欲求不満なんだよね……僕。それに舞台とかもそうだけどただ見てるだけなのはつまらないし♪」
「ハッ……気が合うじゃねえか。華劇は舞ってこそナンボだしなァ……!」
「アイーダさんの仇……この場で取らせてもらいますっ!」
「事情はよくわかりませんけど、魂が邪悪に染まっている貴方は、多くの人達の為にもここで討ち取った方がよさそうですね。」
メルキオルが戦闘態勢になるとヴァン達もそれぞれ戦闘態勢になり、メルキオルの言葉に対してアーロンは鼻を鳴らして不敵な笑みを浮かべて答え、フェリは怒りの表情で、リタは真剣な表情でメルキオルを睨んだ。
「うんうん、いい感じだ♪それじゃあ味見させてもらおうかな―――――!」
「来るわ―――――!」
「尋常じゃねえ相手だ、ここにいる全員で連携して撃退するぞっ!」
「はいっ……!」
そしてヴァン達はメルキオルとの戦闘を開始した!
「そぉれっ!」
戦闘が始まるとメルキオルはヴァン達の周囲に浮遊型の時限爆弾を3つ投擲し
「あれは……チッ、すぐに破壊しろ!時限式の爆弾だ!オオオォォォ……そらぁっ!!」
「なるほどね……フッ、そういえば”C”だった頃の君も似たような物を戦闘で使っていた……ねっ!」
「叩き潰す――――――マイト・ハンマー!!」
自分達の周囲に浮遊する物
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