第十二話 驕る平家は久しからずその十一
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「そうしてる」
「忍術部って凄く身体動かすのに」
夜空はキャベツの酢漬けを食べながら応えた、チキンバーグとこのおかず以外にはコーンポタージュもある。
「お勉強もって凄いわ」
「何か身体動かしたら」
そうすればとだ、佐京は答えた。
「むしろその方が動きやすい」
「そうなの」
「うん」
こう夜空に答えた。
「俺としては」
「そうなのね」
「身体を動かして」
そうしてというのだ。
「お風呂に入れば頭も身体もすっきりするから」
「お勉強はかどるの」
「しようって気にもなって」
それでというのだ。
「やれる」
「そうなのね、私は何か自然ね」
そうした風にとだ、夜空は自分のことを話した。
「お料理とか作って他の家事やって」
「そうしたらなんだ」
「お勉強しようって気になるわ」
「そうなんだ」
「佐京君は汗かいてからだけれど」
忍術の稽古をしてというのだ。
「そこは全然違うわね」
「違わないんじゃない?」
真昼はここでこう言ってきた、白いご飯をチキンバーグをおかずにして食べていてそうしながらの言葉である。
「別に」
「そうなの?」
「だってお料理も他の家事も身体動かすでしょ」
「そう言われたら」
「それでね」
「私は身体動かしてるの」
「スポーツや武道でなくても」
そちらで汗を流さずともというのだ。
「結構ね」
「身体動かす方法あるのね」
「お散歩してもね」
「あれも立派な運動よね」
「だからちょっとしたことでね」
「身体動かすことになるのね」
「ええ、だからね」
それでというのだ。
「夜空ちゃんも毎日ね」
「身体動かしてるのね」
「それも結構ね」
そうしているというのだ。
「だからね」
「安心していいのね」
「そうよ」
笑顔で言うのだった。
「本当にね」
「そうなのね」
「ええ、ただね」
ここでだ、真昼はこうも言った。
「全く運動しなくてもお勉強はかどる人もいるわね」
「そうした人もいるわね」
夜空もそれはと応えた。
「中には」
「そこは人それぞれね」
「タイプがあるのね」
「だから自分がどのタイプかわかることも」
このこともというのだ。
「大事よ」
「そうなのね」
「運動したらはかどるか」
「自然とはかどるか」
「あと睡眠時間長かったら」
真昼はそのケースも話した。
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