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ドリトル先生と不思議な自衛官
第十二幕その八
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「そして自衛隊を罵るからね」
「そんな人達はね」
「今回先生かなり考えたんだね」
「そうした人達のこともね」
「自衛隊反対なくせと言って実際になくなったら」  
 そうなると、といいますと。
「もうね」
「どうにもならなくなるね」
「そうなるに決まってるよ」
 まさにというのです。
「本当にね」
「そうだね、全く以て」
「いや、世の中変な人もいるね」
「何かとね」
 こうしたお話もしました、そしてです。
 先生は王子にトミーそれに皆と自衛隊についてもお話しました、そうしたことをした次の日曜日です。
 サラがお家に来ると事前に連絡があったので皆でお迎えの準備を整えましたがそれが終わってからでした。
「さて、お昼に来るしね今回は」
「だからお昼ご飯用意したわね」
 チープサイドの家族がお話します。
「カレーライスをね」
「そうしたね」
「そういえばサラさん日本のお料理どれも美味しいって言ってるね」
 ジップはこのことをお話しました。
「来日する度に楽しんでいて」
「和食だけじゃなくて日本の中華料理もで」
 ダブダブは楽しそうに言いました。
「洋食もでね」
「カレー好きなんだよね、サラさん」 
 トートーも楽しそうです。
「イギリスでもよく食べているそうだし」
「日本のカレーもよく食べていて」
「楽しんでるんだよね」
 オシツオサレツも二つの頭でお話します。
「この前は先生のアドバイスで難波の自由軒に行ったそうだね」
「ご主人それにお子さん達と一緒に」
「それで今日のお昼はカレーだね」 
 チーチーは台所から来るカレーの香りにうっとりとなっています。
「僕達も食べるしね」
「それに肉じゃがもよ」
 ガブガブはもう一つのメニューに言及しました。
「あるわよ」
「食材は同じだから」
 それでと言う老馬でした。
「別のお鍋で味醂とお醤油で味付けして出来るんだよね」
「さて、サラさんはどう言うかしら」
 ポリネシアは彼女が食べた時のことを思っています。
「一体ね」
「それは来てからのお楽しみだけれど」
 先生もにこにことして言います。
「サラはトミーのお料理がお気に入りだしね」
「それならだよね」
「絶対に喜んでくれるわね」
「今日のお昼は」
「間違いなくね、そして僕達も食べるからね」
 お昼にはというのです。
「カレーと肉じゃがをね」
「そうだよね」
「そうなるよね」
「それじゃあだね」
「そういうのも楽しみにして」
「そして食べよう」
「そうしようね」
 笑顔でお話してでした。
 先生達はサラをお迎えしました、そしてサラと一緒にカレーと肉じゃがを食べますがサラはどちらも一口食べて言いました。
「何で日本の食べものはこんなに美味しいのか」

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