第十二幕その七
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「それこそ日本にいれば生きられたのに」
「あの国に行ったばかりにだね」
「もう地獄に入って」
「死んでいったね」
「そうなったよ」
「そんな国だとね」
それならというのです。
「もうね」
「外国人はだね」
「生きていけないよ、ましてあの国の敵は」
「アメリカでね」
「そして韓国と日本だから」
日本もしっかり入っています。
「だからね」
「行っても生きていけないね」
「即座に全財産没収されて」
「粛清だね」
「そうなってもね」
それこそというのです。
「不思議じゃないっていうか」
「当然だね」
「そうだよ、しかしね」
それでもというのでした。
「そうなってもね」
「日本が嫌いで北朝鮮が好きなら」
「いいよね」
「本望だね」
「その筈だから」
それでというのです。
「もうね」
「それでいいね」
「その筈だから」
それ故にというのです。
「是非そうして欲しいよ」
「そんなに日本が嫌いならだね」
「そうした人達のお約束として北朝鮮が好きだから」
「北朝鮮に行けばいいね」
「そうだよ、そして」
そのうえでというのです。
「生きていけるとはとても思わないけれど」
「暮らしていけばいいね」
「そう思うよ。確かに日本には色々な問題があるよ」
「問題がない国ってそもそもないしね」
「それを一つずつ少しずつでも解決するか穏やかにしていって」
その問題をというのです。
「そしてね」
「いい国にしていくことだね」
「そうした解決や穏やかにする方法を一切言わないで」
「日本を貶めて罵ってばかりなら」
「何の解決にもならないし」
それにというのです。
「その人の卑しさや汚さがね」
「わかるだけだね」
「それでその作品はネット上で物凄く批判されて」
そうなってというのです。
「作家さん自体の評価もね」
「決まったね」
「どうしようもない人だってね」
「そうなって当然だね」
王子も驚きませんでした。
「そんな人達より普通の日本人の方が遥かにまともだよ」
「その通りだよ」
「そうだよね」
「真面目に働いて勉強して」
「そうしている人達の方が立派だね」
「そうだよ、そうした人達こそ日本を愛しているし」
そうであってというのです。
「何の解決も示さない罵倒も言わないしね」
「立派だね」
「そうだよ」
まさにというのです。
「本当にね」
「そうだね、僕もそう思うよ」
王子も言いました。
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