第十話 東京だけでなくその十一
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「全くだ」
「問題ないか」
「そうであろう」
「確かに」
今頷いたのは膜インだった。
「あの神社なら問題はないな」
「そうなんだな」
「そうだ」
筋ゴグンにも答えた。
「是非行こう」
「よし、それじゃあな」
「それもまたよしですね」
メタルエーも賛成の言葉を述べた。
「私達全員で参拝して」
「そうしてだな」
「阪神の勝利とドクターマンが見付かることをです」
「願ってもな」
「いいと思います、今も見付かりませんし」
メタルエーはこのことを残念に思い述べた。
「彼は」
「まあ日本の何処かにいる」
ドレイクはそのメタルエーにこう話した。
「だからな」
「それで、ですか」
「要は戦隊の連中より先に見付かればいい」
その背中を優しく叩きつつ話した。
「だからな」
「焦らないことですね」
「それに先に見付けられてもな」
その場合のことも話した。
「奪い返せばいい」
「それだけですか」
「そうだ、だから特にな」
これといってというのだ。
「焦らずともだ」
「いいですか」
「そうだろう」
こう言うのだった。
「考えてみればな」
「絶対にです」
メタルーエーはドレイクに生真面目な声で言葉を返した。
「先に見付けねばと思っていましたが」
「俺もこれまではそうだった」
「そうだったのですか」
「だが考えが変わった」
「先に見付けずともいい」
「要は彼を迎えることだ」
ドクターマンをというのだ。
「そうだからな」
「戦隊に先に見付けられ」
「そしてだ」
「あちらに保護されても」
「それでもな」
「奪い返せばいいですね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「それだけでいい」
「そうですか」
「そうだ、だから焦らずな」
そうしてというのだ。
「じっくりとだ」
「探せばいいんですね」
「よくな」
「そういうことですか」
「そうなんだよな」
デレプタも言ってきた。
「考えてみれば」
「そうだな」
「ああ、最後はドクターマンをこっちに迎えてな」
そうしてというのだ。
「仲間にしたらな」
「いいな」
「そうなんだよな」
こう言うのだった。
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