第十話 東京だけでなくその四
[8]前話 [2]次話
「随分と」
「ああ、実際こうして入ってみると」
「そうだよね」
桐生に考える顔になって話した。
「今僕達住宅地にいるけれど」
「高層ビルが並んでいる場所もあってな」
「工場地帯もあるしね」
「ドクターマンに工場地帯は合うわね」
結月はここでこう考えた。
「そういえば」
「ああ、同じ機械だし」
桐生はそれならと応えた。
「確かにな」
「それじゃあそっちに行く?」
「あっ、その前にね」
今は人間の姿のキャンデリラが言ってきた。
「丁度お昼だし」
「ああ、ご飯だね」
津古内が応えた。
「そちらだね」
「私名古屋には詳しいのよ」
キャンデリラは楽しそうに話した。
「愛知県全体にね」
「それで今回道案内もしているし」
「それでよ」
そうしていてというのだ。
「美味しいお店もよ」
「知ってるんだ」
「名古屋いい街よ」
キャンデリラは嬉しそうにこうも言った。
「美味しいお店も多いしね」
「それで何を食べるの?」
福井はキャンデリラに具体的に何を食べるのかを尋ねた。
「美味しいお店って」
「ラーメン食べない?」
キャンデリラはこの料理を話に出した。
「それならすがき屋よ」
「あそこのラーメンね」
「チェーン店でね」
そうであってというのだ。
「名古屋のあちこちにお店があるから」
「この近くにもあるの」
ウルシェードがこのことを尋ねた。
「ひょっとして」
「そうよ。モールがあってね」
「そこにあるの」
「だからね」
「モールに行って」
「そこでね」
そのモールの中にあるすがき屋に入ってというのだ。
「食べる?」
「いいね」
ラッキューロも人間の姿である、そのうえで言ってきた。
「それじゃあ行こう」
「皆もそれでいいかしら」
「それなら」
反対意見はなかった、それでだった。
全員でモールのその店に入ってだった、ラーメンを食べた。するとキャンデリラ達と同じく人間の姿になっているドゴルゴとアイガロンが言った。
「これは結構な」
「いけるね」
「そうだな」
「お客さんも結構多いしね」
「それもわかるな」
「手頃でいい感じだよ」
「値段もな」
ドゴルゴはお金の話もした。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ