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スーパー戦隊超決戦
第十話 東京だけでなくその二

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「今はな」
「そうだな、それならな」
「今はな」
 何と言ってもというのだ。
「探そう」
「ドクターマンをな」 
 リュウソウジャーはそんな話をしつつお台場でドクターマンを探していた、そして彼等がその場を通り過ぎてすぐにだった。
 手品をしていた男女はその場を後にしたが女が男に言った。
「あの、ワイズルー様」
「どうしたのだ?」
「さっきリュウソウジャーそっくりの連中いませんでした?」
 こう言うのだった。
「何か」
「そういえばそうだったか」
「あの、若しそうだったら」
 その女、クレオンは言うのだった。
「戦わなくてよかったですか」
「今はドクターマンの捜索が先だな」
 ワイズルーはクレオンに確かな声で話した。
「それならだ」
「リュウソウジャーの連中がいてもですね」
「戦いよりもだ」
「そっちですね」
「そうだ、だがショーを行いだ」
 ワイズルーは残念そうに話した。
「人が集めてだ」
「お客さんですね」
「そこにドクターマンがいるかと思ったが」
「いませんでしたね」
「これまで何度もそうしているが」
「ドクターマンは来ないですね」
「うむ、らしき人もだ」
 ドクターマンの様なというのだ。
「通りがかることはないな」
「今のところそうですね」
「本当に東京にいるのか」
 ワイズルーは首を傾げさせつつ言った。
「彼は」
「どうなんでしょうね」
「その辺りも気になってきたな」
「そろそろ東京以外の場所も調べます?」
「それがいいかも知れないわ」
 お互い人間の姿で話した、そしてだった。
 その話の後でだ、ワイズルーは自分達の今の拠点に戻って自分達が話したことを仲間達に話したががそこでプリシャスからこう言われた。
「横浜とかも調べていく?」
「これからはか」
「東京はかなり調べたけれどいないしね」
 だからだというのだ。
「もうね」
「そろそろか」
「うん、他の街にもだよ」
「行くのか」
「そうしていこう、多分ね」 
 プリシャスはさらに話した。
「相手もだよ」
「リュウソウジャーそして他の戦隊達もだな」
「そうしてくるから」
 だからだというのだ。
「ここはね」
「他の街にも進出するか」
「それで探そう」
「わかった、そうしよう」
 それならとだ、ワイズルーも頷いた、見れば既に本来の姿に戻っていてそのうえで話している。クレオンも戻っている。
「それではな」
「うん、横浜にもね」
「進出していくな」
「そうしていこう」
 こう話してだった。
 それぞれの組織の者達は他の街も探していくことにした、それはプリシャス達の予想した通り戦隊の面々も同じで。
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