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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第133話 突き進めイッセー!禍の団の襲撃!旧魔王の復讐!
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りの魔王サーゼクス・ルシファーよ!貴様の命、今日こそ貰い受ける!」
「今の偽りの悪魔政権を打ち崩し我らが正しい悪魔の世界を作るのだ!」
現れた旧魔王派の悪魔たちは武器を構えてそう言いました。
「貴方達旧魔王派ね!一体どうやって入り込んだの!?」
「ディオドラが我らに協力したのだ、奴はお前達と違って話が分かる奴だったのでな」
「ディオドラが……!?」
リアス部長は旧魔王派の一人が話した事に驚きを隠せませんでした、いえ私達も同じです、ディオドラさん……いやディオドラが私達を裏切ったなんて……!
私達も直ぐに武器を構えますがサーゼクス様が一歩前に出て彼らに話しかけます。
「……同胞として一度だけ言う。降伏しろ、そうすれば命までは取らない」
「戯言を!」
「グルメ細胞でパワーアップした我らは無敵だ!貴様など一瞬で……!」
でも悪魔たちはそれ以上何も言いませんでした。何故ならサーゼクス様が操った滅びの魔力の球体に全員一瞬で頭を消されてしまったからです。
「は、早い……!?」
「目にも止まらぬ速さでしたわね……」
サーゼクス様の圧倒的な速さに祐斗先輩と朱乃先輩は驚きの声を上げます。
以前も恐ろしいほど強かった魔王様ですがそれすら別人に思えてしまう程パワーアップされてしますね。
「サーゼクス様!旧魔王派がグルメ界の猛獣を引き連れて襲撃を仕掛けてきました!現在防衛班が対応、護衛班で避難誘導を進めています!それと脱獄したシャルバ達の姿も確認されたとの報告です」
「そうか、グルメ界の生物が現れたのなら僕も向かおう。一応次郎さん達にも待機してもらっているが彼らに頼ってばかりでは同盟の意味が無いからね」
サーゼクス様は現れたグレイフィア様の話を受けてグルメ界の生物の迎撃に向かうようです。
「リアス、君たちは……」
「私達も戦います!イッセーの心配はしていないけどそれでも仲間だから行かないと!なにより元若手の同期としてディオドラに確認しないといけないことができましたので」
「そうか。なら彼と合流して君たちの判断で動いてくれ」
「はい!」
リアス部長はサーゼクス様にイッセー先輩の元に向かうと話しました。先輩がこの程度で死ぬなんて私達は思っていませんが、それでも一緒に戦いたいので。
それにディオドラにも聞きたいことが山ほどできたので。イッセー先輩やアーシアさんの気持ちを踏みにじるなんて許せません!
「ならサイラオーグ君達は……」
「俺も戦わせてください!悪魔の一人として彼らの暴挙を見過ごす事は出来ません!」
サイラオーグさんの言葉にサーゼクス様はリアス部長と目を合わすとそれぞれ頷きました。
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