暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第133話 突き進めイッセー!禍の団の襲撃!旧魔王の復讐!
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医を何人も頼ったが全員が匙を投げたのだが……」
「今私の知り合いに頼んで『眠りの病』について調べてもらっているの。冥界より医療技術が発達してるから可能性はあるわ」
「そうか……!」
ミスラさんの事を聞いたサイラオーグさんは嬉しそうに笑みを浮かべました。
「リアス、本当にありがとう!なんてお礼を言えばいいのか……!」
「気にしないで、サイラオーグ。私は相談しただけだしまだ伯母様を目覚めさせたわけじゃないわ、そのお礼はその時まで取っておいて頂戴」
「心得た」
今与作さんを始めとした医療を志す人達に眠りの病を治せる方法を探ってもらっているようです。
一番手っ取り早いのは与作さんに無理やり起こしてもらうことなんですが、衰弱してるミスラさんにそれをしたら心臓が破裂してしまう恐れがあるらしいので出来ないそうです。
ですので今はリンさんが得意とする匂い……フラグレンスでなにかいい物は無いか色々調べてもらっているんです。
「サーゼクス様、お招きしていただきありがとうございます」
「やあソーナ君、来てくれて嬉しいよ」
すると次にソーナ会長が眷属の人たちと共に部屋に入ってきました。
「レーティングゲームを見させてもらったけど惜しかったね。初戦であそこまで効率の良い指揮が出来る若手は少ない、君はきっと強くなれる」
「ありがとうございます……」
サーゼクス様に褒めてもらったけどソーナ会長は何処か納得がいかないといった表情を見せました。
ソーナ会長の夢は学校を作ることなんですが悪魔の上層部からは良い顔はされていません。
だからこそ実績を上げようとレーティングゲームに参加しましたが幸先悪く初戦は敗退してしまったみたいなんです。
そしてさらに評価の下がったソーナ会長は焦ってしまってるのかもしれません。
「ソーナ、久しぶりね。その……大丈夫?」
「リアス、私は平気よ。心配かけてごめんなさいね」
「そう……」
明らかに空元気なのは私でも分かります、でも部長はそれ以上は何も言えませんでした。
私達も席に着いてフィールドを見渡します。先輩とディオドラはまだ来ていないみたいですね。
「おや?イッセーの方が先に向かったはずなのにまだ姿が見えないな」
「イッセー君の通った魔法陣は特殊で来客が大方入場したのを確認出来たら転送がされるシステムなんですの。本人の感覚的には一瞬なのでイッセー君は分からないと思いますわ」
イッセー先輩の姿が見えないことに疑問を持ったゼノヴィアさんに朱乃先輩が説明をしていました。
そして少しすると魔法陣が現れてイッセー先輩が姿を見せました。
「あっ、
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