第25話
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スが……」
「その光も昨日と……」
「ハン……その小娘にも何かあるみてぇじゃねえか?」
霧が出ると同時にアニエスが身に着けているポーチの中にあるゲネシスも光を放ち、光に気づいたアニエスとフェリは真剣な表情を浮かべ、エレインとアーロンは光に興味を抱いていた。
「今は置いとけ。それより間違いなくいるぞ。煌都を襲った災厄―――”アルマータ”の連中がな。」
「ッ……上等だ!」
「慎重に乗り込みましょう。」
そしてヴァン達は霧の中を進んで黒龍城塞に到着して、足を踏み入れるとヴァン達が乗って来たボートとは別のボートがある事に気づいた。
〜黒龍城塞〜
「このボートは……」
「……アルマータが使っているものでしょうか?」
「私達が乗ってきたのと同じタイプだけど……」
「ちょっと待て。」
予想外のボートの存在をヴァン達が気になっている中アーロンはボートを良く見た。
「……間違いねぇ、ショウの所で使ってる残り一隻のボートだ。」
アーロンの説明を聞いたヴァンとアニエス、フェリはマクシム達の事を思い出した。
「あの馬鹿レーサーが……」
「マクシムさんたちが乗っていたボートですか……」
「えと、海触洞に行ったのでは……?」
「迷ってこっちに来たのか、調子に乗って足を延ばしたか。ハッ、どっちにせよ最悪だな。」
「状況がよくわからないのだけど民間人がボートに乗ってここに来た……そういう認識で合ってるのでしょう?」
ヴァン達の言葉を聞いてある推測をしたエレインはヴァンに確認した。
「多分な。まだヤツらと決まったわけじゃないが一応注意しながら中に入るぞ。」
「了解。」
「無事だといいんですけど……そういえばヴァンさん、メイヴィスレインはどうしますか?到着する少し前に念話で確認しましたけど、予め朝にお伝えしたように8割がたは回復しましたから、戦闘の参加は可能との事ですが……」
「今はエレインと”エースキラー”の連中もいるから、”切り札”はアルマータの幹部達との戦闘に備えてギリギリまで回復に専念させて、力を蓄えてもらっておけ。」
「わかりました。」
「おや?その口ぶりだと、もしかしてアニエス君は異種族と”契約”しているのかい?」
アニエスはメイヴィスレインの事をヴァンに確認し、アニエスの確認にヴァンが答えると二人の会話を聞いてある事に気づいたアンゼリカは目を丸くしてアニエスに訊ねた。
「あ、はい。数週間前に出会って、諸事情によって”契約”する事になったのですが……名前はメイヴィスレインで、種族は”天使”です。」
「ちなみに階級は第五位の”力天使”だ。」
「
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