暁 〜小説投稿サイト〜
もしも、あらゆる異世界・平行世界に未来ラグナの力(銀気闘法)を拡散(伝授)したらどうなるのか?
烈火の炎の世界に銀気使いが誕生したら…。
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いと判断し、奴は治癒の少女を喰らいにかかった。火影たちはそれを阻止しようとしたが吸収体によって治癒の力を略奪された。


治癒の力で不死の怪物へと進化した天堂地獄は超人的な紅麗でも滅ぼすことが難しい、奴は量産魔道具の偽火を吸収体に食わせて炎熱耐性を得たのか炎の効き目が薄い。紅麗を疲弊させた後、私を殺しに来たがラグナから継承した銀気闘法と無限に近い銀気の前では魔力で生きている魔道具の悲しさゆえか魔力を停止させる銀気とは相性最悪だ。

奴は炎を克服したと鷹をくくっているのがむかついたので、銀気を炎の形に形状操作して銀の炎弾や火炎放射(魔力にとってアイスファイヤ)で奴の余裕を絶望へと変えてやった凍り付いた体の部位を切り離し不死の再生力で身体を癒したが、私の銀気は銀気回復光速増幅して無尽蔵にあり光速で動けるので、上位竜並みの強さしか感じられないやつに負けるわけがないのだ。今の私は並みの上位竜を瞬殺してもおかしくない強さだ。

蓮華様を絶望死させようとしたクズは死ね。

銀気で奴の魔道具の核に機能不全を起こさせたら、不死性も劣化し始め奴は私に命乞いをしたが生かしておけば人類にとって害にしかならないので、敬意をもって奴には狩竜閃を越える竜王用の奥義を喰らわせ滅した。何か叫んでいた気がするが銀気で思考も凍り付いてロクにしゃべれなかったな(笑)


奴を滅ぼした後、火影の歴史が終わり始めた、魔道具と炎術師の能力が消滅した、蓮華様は炎熱操作能力が消失した以外は特に変わらなかった。




治癒の少女は、彼女の魂魄だけでも救わなければならないと火影のトップ花菱烈火が八竜同時召喚をして治癒の少女を自身の炎の型へと変化させ肉体が消滅していなかったおかげで蘇生できた。紅麗のほうは肉体が消滅していたため、磁生と紅様はそのまま成仏した。火影の力が完全消失する前に奴は時空流離という時空移動をして消えた。




あの戦いが終わってから、裏麗は解散した、森財団はいやな思いでしかないので、父親がいなくなりどうしていいかわからないため泣いている蓮華様、いや蓮華を捕まえて社会に出られるようになるまで面倒をみますよと彼女に告げたらなんとか泣き止んだ。


それから彼女に世間の常識を教えたり、一緒に学んだりした。ラグナの記憶の中にレオニカという蓮華様に似て神童を世話した時の感情と私の蓮華様への思いが重なり、なぜか涙がこぼれた。

蓮華はそれをみて不思議そうに見つめたが、すぐになにもなかったように笑った。

彼女のことは最期まで面倒を見よう、ラグナの力を得て寿命がいくらか知人だが老人と呼べる年齢くらいはギリギリ生きられるだろう。





                                 終わり
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