戦場へ
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んだけど……「眼鏡の無茶な要求に懐広く応じたらあえなく人生落馬」とか書いたらいいのかな?」
「どうせならヤラレル前に射的訓練を……!」
とりあえず、何人かは最前線に放置しようと決めた。
三征西班牙とK.P.A.Italiaの訓練された学生たちによってきっと生まれ変わって帰ってこれるだろうとネシンバラはどうでもいい事を考える。
それに、何を言われても変える気はない作戦だ。
「色々と言われているようだけど……三征西班牙とK.P.A.Italiaの英雄達や武神などに武蔵がこれら相手にホライゾン・アリアダストを奪還して、なおかつ大罪武装を取り返したとなれば、かなり世界に注目される事になるんだ」
今の武蔵が注目されるというのは、かなり利点になる。
それは政治系本多君も同意の上だ。
だからこそ、ある種無茶とも思われる作戦にGOサインが出たのである。じゃなければ、僕は前線メンバーに自爆術式を持たせてゴッドウインドウ作戦を出させて、葵君だけをアリアダスト君の所に出すという作戦を出すつもりだった。
きっと、皆、派手に爆発するだろうになぁと少し期待していたのだが、バルフェッド君から笑顔で×を出されてしまったので止めといた。
理想というのは中々実現できないものだとネジンバラは頭の中で何度も首を縦に振った。
出来なかったことをごちゃごちゃ言っても仕方がない。
もう、後は進むだけなのだから。
「さぁ、行ってくれるかい登場人物達。聖譜なんてつまらない歴史書よりも僕のネタ帳の充実のために行ってくれ。何、後はヒロインを救出してハッピーエンドを見るだけだ。迷わずこの話を終わらせて、続きの話に繋げよう。そして主人公───そろそろ何か言ったらどうだい?」
主人公と呼ばれ、その主人公集団を囲っていた人物は全員唸っていた。
西側山岳回廊の出口に集まっている点蔵、かなりごつい機動殻を装着しているアデーレ、ノリキ、二代、ペルソナはとりあえずその先の関所の門の方を見た。
あの門を潜れば三征西班牙とK.P.A.Italiaの混成軍が見えるだろう。
その数およそ千。
「面倒すよねー。こっちは二百くらいで単純な戦力差なら五倍くらいありますし……」
「恐らく、こっちの集中突破の事も予想されているで御座ろうな」
「うむ、となるとかなりの激戦でなるで御座るな。しかし、それは上に行ったナルゼ殿やマルガ殿も、熱田殿も同じで御座る。なら、拙者達だけ楽できるわけかなろうで御座る」
「……第一特務? 既にキャラがかなり負けているような気が……」
「……アデーレ殿? 思っていても言わないのが優しさという概念で御座るよ? え、ええい! そんな目で見ないでほしいで御座る! じ、自分は負けと思ってないし、そもそも勝負
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