暁 〜小説投稿サイト〜
もしも、あらゆる異世界・平行世界に未来ラグナの力(銀気闘法)を拡散(伝授)したらどうなるのか?
クロスアンジュの世界で後天的に男のノーマが誕生
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かっていった。
竜を、血族を滅ぼすと決めた男はラグナは闇雲に挑んでいった。
何度も死にかけたが、その都度生き延び、そしてまた挑んでいった。
負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて勝って負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて勝って負けて負けて負けて勝って負けて負けて勝って負けて勝って勝って負けて勝って勝って勝って勝って勝って勝って勝って勝って、狩った。
そんな戦いを十年続け…。いつしか銀剣は手に吸いつくような感覚に到り、自分が持ち銀気を放つ武器は己の一部と言えるほどになった。
これを武術家・武芸者の位階で言えば本当の意味での武器の達人の感覚らしいが足りない。
その感覚に到りながら銀剣を振るい続けていくと、銀剣は己の一部であり、己こそが銀剣であるという認識が生まれる。
やがてそれは現実となった。
腕と銀剣の境がなくなり、本当に銀剣は己の一部となった。
不気味な現象。だが竜を狩るのに不都合はない。身体が異常な激痛を訴えるが無視して戦い続ける。
五年がたち銀剣と完全に融合。肉体そのものが銀気を発する武器となる。武神と呼ばれても過言では真の武器使いの達人達でもできる者とできない者がいる境地の心技体を兼ね備えた一つにできる達人を越え、心刃合練斬・武心一体といった真の武器使いの奥義すらも越える武器との完全融合を成した。
武器と心身ともに一体化する武器使いの奥義の一つ《武心一体》は武器の「潜在能力開放」「全能力上昇」「魔法無効化」「防御無視の攻撃」ができるという。武心一体を越えた、本当の意味での武器との一体化を成した俺ならば強力な固有魔法を操る成竜・上位竜どもとも戦えるようになっただろう。
だが足りない。奴らを確実に滅ぼすには、滅竜の極みに到るには、竜神殺しをなすには、まだどころか、ぜんぜん足りない。
そこから三年。体内の銀気を増大させる術を編み出し、四年で銀気を自在に操る術を身に付ける。
人の領域を幾段も踏み越え、さらなる高みへ到る。
攻撃等の動作速度、体力を銀気を生成回復増大する速度、銀気を操る速度が高速を越え豪速に、豪速を越え瞬速(超高速)に、瞬速を越え神速に、神速を越え超神速に、超神速を越え超々神速に、超々神速を越えて雷速に、雷速を越えて光速の域へと到った。
体力・銀気の生成回復増大の速度が光速へと到ったときに膨大を越えた無限に近い無尽蔵のエネルギーを得ることができるようになった。
そして十年。身に着けた術を無限に近い力を全て掌握して、ついに最強の戦技が完成する。
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