暁 〜小説投稿サイト〜
もしも、あらゆる異世界・平行世界に未来ラグナの力(銀気闘法)を拡散(伝授)したらどうなるのか?
クロスアンジュの世界で後天的に男のノーマが誕生
[3/8]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
世の狭間かもしれないな。


「ああ、その通りだ少年よ…。」


いきなり後ろから声が聞こえたので、俺はそれに反応して後ろに振り返ってみると年配のどこか社会に疲れ切った感じの銀髪の男がいた。


そして、男は…、


「すまない少年…、俺の因子を受け取ってしまったばかりに…、俺同様に竜に縁のある呪われた人生にしてしまったかもしれない。奴にクリムゾンに呪われてはいないと言われたが、それは呪いではなくただ恐ろしく運が悪いだけだと言われたが、俺の因子を受け取ったわずかな期間でこれだと呪われているとしか思えないのだ。」




その言葉聞いて俺は、


「俺のせいってなんだよ。もしかして、あんた、あの悪夢を俺に見せていた元凶なのか!?」


その問いに男は、


「ああ、そうだ。お前に悪夢を見せていたのは、俺だ、いや正しくは俺たちと言った方がいいだろう」


その返答に俺は、


「ふざけるな!?お前のせいで、お前のせいで、お前に関わったせいで俺は、俺の家族は死んだんだ!?どうしてくれるんだ!?」


と掴みかかった。


冷静に考えれば、この世界にも異次元からドラゴンがやってくる話は知っているし、それの対応は国連軍が総出で対応はしている、今回は運が悪かったのだろう、この男は多分本当は悪くはない、だけど何かに八つ当たりしなきゃ頭がおかしくなりそうなんだよ。体中の血液が沸騰して頭がおかしくなりそうなんだよ!?



「本当にすまない、君には、君には、全く関係のないのに人生を狂わせてしまった。君の家族を死なせてしまった。俺のことを一生恨んでくれて構わない。呪ってくれてもかまわない、その代わり俺の力を全て与えよう、本体ではなく本体の影である俺のもので申し訳ないが…。」


「この世界の竜は日光が弱点ではないから陽気系の戦闘技術は通じない、奴らは魔法を使うから、俺の世界でいうところの人類側の上位竜【半竜】に当たるから、俺の力は【銀気】有効だ。奴らに復讐は出来るぞ。」



それ聞いて俺は、


「それは、本当なのか」


「ああ、本当だ。あの程度の奴ら、俺が滅ぼした<翼の血族>に比べれば、上位竜どもと比べれば図体がデカいだけの木偶の坊だ。」


「そうか、ならば、それを俺にくれ!」


「おお、受け取れ俺(影)のすべてを受け取り、敵を、家族の仇を、竜どもを滅ぼせ!」


そう言って男は、銀剣を俺の胸の中央に、心臓に突き刺した。


俺の心臓に突き刺した銀剣から男の力が、男の人生( 知識‐技術‐経験 )が、思念が、流れ込んで来た…。








多くの人が死んだ。


多くの国が滅びた。


血族へと復讐しに向
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ