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ドリトル先生と不思議な自衛官
第十一幕その八

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「どうしてもで火事場泥棒という様な」
「よからぬことを働く人がいますね」
「はい」 
 まさにというのです。
「日本でも出ますが」
「そうしたことが起これば」
「ですが非常にです」
「火事場泥棒の様な輩が少ないですね」
「被災しても冷静でモラルを守り」
 そうしていてというのです。
「真面目に救助と復興を待ち」
「救助や復興を活動する人達もですね」
「真面目に働いて」  
 そうしてというのです。
「そのうえで、です」
「迅速な救助と復興を果たしてくれますね」
「はい」
 まさにというのです。
「自衛隊もまた」
「そうです、僕は自衛隊のことも学ばせてもらっていますが」
「理解してくれていますね」
「そのつもりです」
 まさにというのです。
「常に。ですから」
「それで、ですね」
「これからも頑張って欲しいです」
「自衛隊にはですね」
「自衛官の方々にも。それに」
 堀与さんを見て笑顔で告げました。
「堀与さんにもです」
「私にもですか」
「そうです、堀与さんご自身にも」
「そう言ってくれますか」
「ですから」
 それでというのです。
「応援させてもらいます」
「有り難うございます、ではこれからも」
「頑張ってくれますね」
「日本と日本国民の為に」 
 是非にという返事でした。
「そうさせて頂きます」
「左様ですね」
「そして今は言葉の中に入れていますが」
 そのまま出しはしないというのです。
「陛下の為にも」
「あの方の為にもですか」
「これは前世ではです」
「言えましたね」
「皇軍でしたので」
 当時の日本軍はです。
「兵器一つ一つに菊の御紋が入っていましたし」
「日本軍はそうでしたね」
「ですから私もです」
「前世ではですね」
「皇軍であることに誇りを持ち」
 そうであってというのです。
「陛下への忠義もです」
「持っておられましたね」
「ですから言葉の中にです」
「忠誠もですね」
「述べさせてもらっています」
「今の日本人も殆どの人が皇室に敬意を持っていますね」
「いいことです、北朝鮮の世襲の共産主義なぞと比べますと」
 それこそというのです。
「あの国の軍隊も日本という国自体もです」
「比較するまでもない位ですね」
「日本の方が素晴らしいです」
「勿論皇室もそうで」
「自衛隊もです」
「その通りです、何故か自衛隊や皇室を嫌う人は北朝鮮が好きですが」
「私からしてみればおかしいことこの上なく」
 そうであってというのです。
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