ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
22.世界の中心・アルン
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.....」
「ううん、ここまで来たんだもん、最後まで付き合うよ」
少し勢いよくベッドから跳ね起き立ち上がる。するとここで、シュウくんがログインしてくる。
「シュウくんも来たし。ーーさ、行こ!」
右手を差し出し、その手をキリトくんが取る。
「なんか、あったのか?」
「なんでもないよっ!」
立ち上がり、何かを思い出したように上空を見回す。
「ユイ、いるか?」
するとキラキラと光、ユイちゃんが大あくびをしながら現れる。
「ふわぁ〜〜〜.......。......おはようございます、パパ、リーファさん、シュウさん」
「おはよう、ユイちゃん。......あのね、昨日から気になってたんだけど.......その、ナビピクシーも夜は眠るの?」
「まさか、でも、パパがいない間は入力欄経路を遮断して蓄積データの整理をしてますから、人間の睡眠に近い行為はしてますが」
「でも、いま、あくびを......」
「人間って、起動シークエンス中はああいうことするじゃないですか。パパなんて、平均8秒くらい.......」
「妙なこと言わなくてよろしい.....」
キリトくんがユイを突こうとするがユイは逃げる。
「まあ、キリトはどこでも寝てばっかりだったからな.......」
「お前が言えることじゃないだろ、シュウ」
「さて、行こうぜ!」
「うん!」
「おう!」
アルヴヘイムの中央都市・アルンは賑やかで多種族がいろいろと街を覆い尽くしそうなくらいいる。
「うわぁ........」
マジかで見る世界樹は想像以上の大きさだった。遠くから見ても大きことはわかっていたが、近くでみるとまた迫力が違う。
「........これが......世界樹.......」
「でかいな........」
「うん......。こうして近くで見ると、すごいね......」
「えーと確か、あの樹の上にも街があって、そこに......」
「妖精王オベイロンと光の妖精、アルフが住んでいて王に最初に謁見出来た所属はアルフに転生出来るって言われてるわ」
「あの樹は、外側から登れないのか?」
キリトくんが疑問を口にする。
「幹の周囲は侵入禁止エリアになってて、木登りは無理みたいね。飛んでいこうとしても、とても上まで行けないうちに、翅に限界が来ちゃうらしいよ」
「何人も肩車して限界を突破した連中がいるって話を聞いたんだけど.......」
「ああ、あの話ね」
くすりと笑って話を続ける。
「枝までもうちょっと、ってとこまで迫ったらしいけどね。GMも慌てたみたいで、すぐに修正が入っちゃったの。今は、雲の少し上に障
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