第1話
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あれから2年、いろんな事があった。
まず、病院でお世話になってたら保護責任者が決まった。
保護責任者の名は"アレイスター・クロウリー"という人だった。
病院に別れを告げてからその人が指定した場所に着くと、
突然景色が変わり水槽の中に逆さまに浮かんでいる男性(?)がいた。
「君が、八神りおかい?」
「そうです。貴方が私の保護責任者の方ですか?」
「そうだよ、私の事は何とでも呼んでもらっていい。」
「そうですか、では私の事も何とでも呼んでもらっていいですよ。アレイスター。」
「分かったよ、リオ。」
アレイスターとの自己紹介が終わり、この街の事やこれからの事を説明してもらった。
内容は、ここは学園都市で能力開発が盛んに行われている事。
そして…
「リオ、君には暗部の人間になって貰う。」
「(やっと本題か…)暗部とは何ですか?」
「何簡単な事だよ、私の依頼をただ遂行すればいいだけだよ。
それ以外は平穏な生活を送ってくれ。」
「分かった。その話だと私の住む場所はここじゃ無いってこと?」
「そうだよ。学生寮がある、そこで日々を過ごして依頼があれば遂行すればいい。」
「生活費は?」
「毎月生活に苦労しない金額を出そう。学校もすでに決まってある、寮にテレポートをさせるけどいいかな?」
「ありがとう。連絡はどうするの?」
「部屋に携帯が置いてある。勝手に使うといい。」
「分かった。」
頷いた瞬間、また景色が変わり扉の前に立っていた。
「テレポートって便利だな〜」
それがアレイスターとの初対面だった。
次の日から学校に通い、友達も増えた。
アレイスターの依頼もどんな内容でも請け負い、日々を過ごしていた。
そして1年がたって、アレイスターからの依頼で私の運命を変える事になった。
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