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ドリトル先生と不思議な自衛官
第十幕その二
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「テレビのコメンテーターの人達なんて」
「報道番組だね」
 チーチーはどうにもというお顔で応えました。
「日本にもあるけれど」
「しかも結構多いね」 
 ホワイティも言いました。
「毎晩夜にやっていて」
「朝も実質そうだね」
「そうよね」
 チープサイドの家族もお話します。
「ニュースとかやってるけれど」
「テレビに出ている人が色々言うから」
「アナウンサーやキャスターの人以外にもね」
 ポリネシアは出演している人達のお話をしました。
「コメンテーターの人達が出ているわね」
「学者さんやジャーナリストさん以外にも」
「タレントさんが沢山出るね」
 オシツオサレツは二つの頭で言いました。
「それで毎日やってるね」
「平日でもね」
「色々な番組があるけれど」
 そうした番組はとです、トートーは言うのでした。
「酷いの多いね」
「偏っていて印象操作ばかりで」
 それでと言うガブガブでした。
「全く勉強していないかわざと嘘を広めてるんじゃないかって人も多いわ」
「そんな人達ばかりだから」
 それでと言うジップでした。
「観てると危険だよ」
「騙されるからね」
 そうなるからとです、老馬は言いました。
「変に影響受けたり」
「そうなるから」
 それでと言うダブダブでした。
「先生も観る時は気をつけてるね」
「そうしているよ、日本の報道番組は酷いのばかりで」 
 そうであってとです、先生も言います。
「そしてね」
「それでだよね」
「意図的に偏向報道したりね」
「嘘や間違った情報流したり」
「煽ったりもするし」
「問題だよね」
「それで自衛隊についても悪く言う人多いし」
 このこともあってというのです。
「その実自衛隊についての知識もね」
「まるでないよね」
「中には先生が前にお話した自衛隊の悪口ばかり言う北朝鮮と親しい元新聞記者の大学教授みたいな人もいるし」
「そんな人が大手を振って歩いているね」
「そんな状況だね」
「だからね」 
 それでというのです。
「軍隊、自衛隊のそうしたことをね」
「知らない人多いね」
「しかも知識人と言われる人達に」
「知識人だから色々知ってるかというと」
「全く違うね」
「その実は」
「そうだよ、知識人といっても」
 それでもというのです。
「全くね」
「学ぼうとしないね」
「碌でもないことばかり言って」
「そんな学者さん多いよね」
「残念なことに」
「しかもそんな人達が淘汰されないでね」 
 そうした状況でというのだ。
「一切責任を問われないから」
「余計に問題だね」
「間違ったことをわざと広めても問題なし」
「嘘を吐いても責任を問われない」
「そんな状況だとね」
「よくなる筈がないね」

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