暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第132話 決闘の始まり
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受けてもらったんだ。
そして俺はゼブラ兄と修行として喧嘩をしまくったんだ。おかげで常にボロボロだったけど精神は極限まで研ぎ澄まされていった。
「ゼブラ兄、もしかして俺を元気づけようとして……?」
「殺すぞ、馬鹿が」
「酷くねえか!?」
お礼を言おうと思ったら罵倒された。クソッ、憎たらしい奴だ!
「いいからてめぇはさっさと金髪のガキの所に行け。このチョーシこいたゴミクズどもは俺がぶち殺す」
「……ああ、頼んだ!」
俺はこの場をゼブラ兄に任せてディオドラの匂いを追って走り出した。
「奴を逃がすな!この場で殺……」
「ボイスミサイル!!」
ゼブラ兄の放ったボイスミサイルが悪魔たちを吹っ飛ばして行った。
「このでくの坊が!我々の邪魔をするか!」
「こいつから先に殺せ!」
「……クックック。ここまでチョーシこいた奴らは初めてだなぁ?徹底的に蹂躙してやるぜ……!」
あの悪魔たちはグルメ細胞を持っているし以前威嚇対策で猛獣に施された恐怖を無くす手術もしているのだろう。
だが本来恐怖とは生存率を上げるために必要な感情だ。恐れるから生物は逃げ出そうと判断できる。だが奴らはそれが出来ない、圧倒的強者であるゼブラ兄を前にして無謀にも戦いを挑もうというのだ。
俺はそんな愚かしい選択をした悪魔たちをゼブラ兄に任せて神殿の方に向かっていった。
「アーシア、待っていてくれ……ディオドラ、お前には死ぬよりも恐ろしい恐怖を味合わせてやる!」
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