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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第132話 決闘の始まり
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曹操……三国志にも出てくる英雄の一人だ、その知名度はトップクラスだろう。目の前にいる青年がその曹操の子孫だとはな。
「お前達の目的は何だ!そもそもディオドラをどうしたんだ!」
「あれはレオナルドが生み出した魔獣さ、姿を変化させることが出来るんだ」
「魔獣だと?」
「彼は『魔獣創造』の所持者でね、どんな魔獣でも作り出せるんだ」
「うん、今は無理だけどいつかはグルメ界の生物も魔獣として作ってみたいな」
俺は魔獣創造という言葉に更に驚いた。俺の赤龍帝の籠手と同じ神滅具の一つで使用者のイメージ通りの魔獣を自由自在に生み出せるとんでもない神器だ。
その気になれば一人で大国を滅ぼせるその神滅具は黄昏の聖槍と並んで上位に数えられている。
「そんなヤバイもんを一組織が二つも持っているとは……いやそれも驚くことだがそれ以上に気になることが出来た。そっちのレオナルドがグルメ界って言ったな?お前達も……」
「ああ、グルメ界……G×Gだったか?それを知ってるしグルメ細胞も持っている」
神滅具も驚いたがこいつらはグルメ細胞も持っていると来た。そうなると……
「じゃあこのD×Dでグルメ細胞をばら撒いている奴と組んでやがるのか?」
「ああ、その通りだ。あのお方は俺達の主さ」
遂に掴んだぞ……この世界で暗躍してるヤロウの繋がりを!!
「お前らには山ほど聞かなければならないことが出来たな。大人しく捕まってもらうぞ」
「ははっ……身震いするほどの殺気、是非味見したいところだけど今日はもう帰らないといけないんだ。他にやることがあるからね」
「逃がすと思ってるのか?」
「君の相手は彼らがしてくれるよ」
曹操の言葉と同時に辺りに魔法陣がいくつも浮かび上がる、そして曹操達が逃げ出したと同時に魔法陣から悪魔たちが現れた。
「こいつらは……」
「赤龍帝、お前は我々の理想の世界を築くうえで邪魔でしかない。ここで死んでもらうぞ」
「既にこのフィールドは我々が占拠した。今頃あの忌々しい偽りの魔王共やそれに媚びを売った奴らも慌てているだろうな」
「テンプレのようなセリフをありがとうよ」
悪魔たちに俺はある疑問を感じた、それはこいつらは一体どうやってここに入り込んだのかという事だ。
このフィールドには魔王を始めとした悪魔の重役や他の勢力の重役も来ている。故に警備は万全で普通なら入り込む隙は無い。
「そういえば黄昏の聖槍以外にも絶霧のこともサニー兄の話に出てきたな。その所有者が曹操の仲間だとしたらそいつがこいつらを運んだのか?」
『いやそれは無いだろう。このフィールドにはアザゼルが作った絶霧対策の術式が施されている、絶霧で移動すれば直ぐに警戒音が
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