第二十九章
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でな」
「そうだ、それを見せてもらおう」
スサノオもだ。こう二人に言ってくる。
「私のこの波動に。君達が勝てるかどうか」
「ああ、見せてやる」
「絶対にね」
こうしてだ。ヘルドーパメントの黒い波動を受け続ける。二人は耐え続けている。
だがだ。同時にだった。
二人の心がだ。片膝をついてしまった。それぞれだ。
「くっ、ここでか」
「さらに強くなるなんて」
「まだだ」
ドーパメントの声がだ。勝ち誇ったものになっていた。
「私の波動はさらに強くなるぞ」
「そうだな。ここで片膝をついてもな」
「はじまらないね」
「君達にこの波動は耐えきれるか」
そのことを問いもするのだった。
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