第三百四十二話 南進開始その十二
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「やっぱりな」
「そうしますね」
「ではこれより街の外に海兵隊を上陸させますね」
「港にも」
「そうして攻めていきますね」
「みなとには私も行くで」
エリカ自身もというのだ。
「そのうえでや」
「攻めますね」
「そうしますね」
「これより」
「そうするで、そしてな」
そのうえでというのだ。
「街を攻めてな」
「陥落させますね」
「そうしますね」
「予定通り」
「そうするで」
こう言ってだった。
エリカは街の外に海兵隊を上陸させたうえで自身は艦隊の主力をニューオーリンズの港に向かわせた。そうしてそこに展開する敵の戦力をだった。
艦砲射撃と空からの攻撃で吹き飛ばした、港はそれでかなりの被害を出したが今は問題としなかった。
「軍事施設の破壊はええ」
「戦ならですね」
「当然のことですね」
「そやからな」
だからだというのだ。
「戦の後で再建するしな」
「それよりもですね」
「今は街を占領する」
「そうしますね」
「そや」
まさにというのだ。
「そやから敵の大砲やら部隊をな」
「攻撃しますね」
「軍事施設ごと」
「そうしますね」
「そして戦力を奪ってな」
激しい攻撃の中言うのだった、戦艦や重巡の主砲が次々と火を噴き空からの爆撃が襲う。そうして敵の港の陣地を次々に吹き飛ばしている。
「そのうえでや」
「上陸ですね」
「エリカ様ご自身が兵を率いられ」
「そうされますね」
「そうするで」
こう言ってだった。
エリカは海と空からの攻撃を徹底させた、そしてだった。
敵の陣地をかなり弱めてからだ、遂にだった。
海兵隊を率いて上陸した、そしてだった。
港を占領した、そこから市街地に向かいつつ指示を出した。
「街の外にやった部隊もや」
「街を攻撃しますね」
「そうして城門を壊して中に突入する」
「そうしますね」
「そうするで、そして私等は」
神具を手にして言うのだった。
「市庁舎に向かうで」
「わかりました」
「ではそうしてですね」
「街を掌握しますね」
「このニューオーリンズを掌握したら大きいさかい」
だからだというのだ。
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