第十一話 忍術は暴力ではないその七
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「そしてです」
「後は警察次第ね」
「動画に保存して」
暴力の現場をというのだ。
「インターネットでもです」
「拡散するわね、そうすればね」
どうなるかとだ、真昼はすぐに答えた。
「一番いいのよ」
「暴力には」
「もうネットで炎上するからね」
暴力の現場の動画を観てだ、こうしたことは食べものの店での迷惑行為等についても言えることである。
「だからね」
「いいですね」
「もうどんなずる賢い悪党でもよ」
そうであってもというのだ。
「こうしたらね」
「やってつけられますね」
「この世に無敵のものなんてないのよ」
「何かしら弱点がありますね」
「そして対処のs方もね」
これもというのだ。
「あるから」
「だからですね」
「暴力には屈しないことよ」
「それが大事ですね」
「逃げてもいいけれど」
暴力からというのだ。
「安全な場所に逃げて」
「それからですね」
「そこからね」
「動くことですね」
「暴力を受けたなら」
自分自身がというのだ。
「その時はリベンジもいいし」
「逃げてそこから通報ですね」
「そうしてね」
そのうえでというのだ。
「やり返していいのよ」
「そうですか」
「別にこれは卑怯でも何でもないから」
暴力から逃げてその後で警察等に通報することはというのだ。
「だって対抗出来ないならね」
「逃げるしかないですね」
「我慢していいことなんてないし」
暴力を受けてというのだ。
「だからね」
「逃げてですね」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「安全な場所まで逃げてから」
「警察とかに通報ですね」
「そうすればね」
「いいですね」
「これは戦術であって」
そう呼ばれるものであってというのだ。
「卑怯じゃないのよ」
「そうなるのですね」
「むしろ卑怯なのは暴力よ」
こちらの方だというのだ。
「暴力を振るう人もよ」
「卑怯ですね」
「だって自分より弱くて」
立場や腕力がというのだ。
「相手が何も出来ないから振るうんでしょ」
「暴力を」
「だからね」
そうしたものだからだというのだ。
「もうね」
「そちらの方が卑怯ですね」
「そう、だからね」
「後ろめたいと思わずに」
「堂々とね」
そうしてというのだ。
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