第二十四章
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そのライダー仮面ライダースカルはだ。ディケイド達に告げるのだった。
「雑魚は俺に任せてもらおうか」
「では俺達はか」
「今目の前にいるドーパメントに専念していいんだね」
「そうだ」
こう告げる。
「わかったな」
「ああ、わかった」
ディケイドが彼のその言葉に応えた。
「それならだ」
「よし、ではな」
こうしてだった。そのうえでだ。
スカルはだ。己を囲んだそのドーパメントに対しても告げるのだった。
「さあ、御前の罪を数えろ」
「何か凄いのが出て来たな」
「そうですね」
クウガとキバーラもスカルの突然の参戦には驚きを隠せなかった。
二人は唖然としながらだ。彼を見る。するともうだった。
スカルは戦いをはじめていた。その手足で群がるドーパメント達を倒していく。彼のその強さは圧倒的なものがあった。
まさに熟練のだ。その強さがそこにあった。
そしてそれを見てだ。ディケイドが他の三人に言った。
「では俺達はだ」
「そうだね。目の前の相手を」
「今ここでか」
「倒すんですね」
「それが俺達の今の仕事だ」
こう三人のライダーに話す。そしてだった。
その彼が最初に前に出てであった。
メタルドーパメントに対してだ。静かに告げた。
「御前が俺の相手だったな」
「そうだったな!じゃあやらせてもらうか!」
異様なテンションでだ。ドーパメントは言葉を返すのだった。
「ディケイドだったな!」
「そうだ」
その彼とは対照的なディケイドの返答だった。抑揚がない。
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」
「仮面ライダーが通りすがりか!」
「俺の場合はそうだ」
こうだ。またドーパメントに対して話す。
「では。今からだ」
「倒してやるからな!」
「それは俺の台詞だ」
ディケイドとドーパメントの戦いがはじまる。そしてだ。
ディエンドはトリガードーパメント、クウガはルナドーパメント、キバーラはヒートドーパメントとそれぞれ闘いに入っていた。その闘いは。
次第にではあった。だが確実にだ。ライダー達に有利になってきていた。
そしてだ。最初にだ。
キバーラがだ。ヒートドーパメントの攻撃をかわしたうえでだ。その足元を己の足で払った。
「これで!」
「ええ、やったわ夏海!」
キバーラもここで彼女に言う。
「それじゃあ今度は」
「これで決めるんですね」
「そうよ。そうしちゃって」
キバーラはこう彼女に告げた。
「もうここでね」
「わかりました。それなら」
キバーラは構えに入った。そして。
クウガはだ。ルナドーパメントに一旦吹き飛ばされた。しかしだ。
すぐに立ち上がりだ。彼に再び向かうのだった。
「あら、まだ立てるの」
「これ位じゃな!」
こ
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