第23話
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のからかいに対してヴァンは反論した後疲れた表情で答え、アンゼリカとヴァンの会話でヴァンがリィンと親しい関係であるような口ぶりにアニエスは呆けた声を出した。
「裏解決屋ヴァン・アークライドさん、でしたか。貴方の噂は聞いています。」
「その二人を含めた”紅き翼”の連中かあんたと同じ”子供達”経由のどっちからどんな噂を聞いているか知らねぇが、名高き”氷の乙女”殿にも名を覚えてもらえていて光栄だぜ。」
「”氷の乙女”という事は貴女が”鉄血の子供達”の一人でもあるあの………」
クレアに声をかけられたヴァンは苦笑しながら答え、ヴァンの話を聞いたアニエスは目を丸くしてクレアを見つめた。
「――――初めまして。エレボニア王国”鉄道憲兵隊”所属にしてメンフィル・クロスベル両帝国が立ち上げた合同捜査隊――――”エースキラー”の一員でもあるクレア・リーヴェルトです。私の場合アンゼリカさん達と違って”名高い”というよりも、”悪名高い”という意味で有名でしょうが……」
「ま、それを言っちまったら俺も少佐の事は言えないけどな。――――少佐と同じく”エースキラー”の一員のクロウ・アームブラストだ。エレボニアではトールズ士官学院の教官の一人を務めているぜ。」
「二人と同じく”エースキラー”の一員のアンゼリカ・ログナー。こう見えても”三大名門”の一角であるログナー侯爵家の当主でもある。よろしく頼むよ、仔猫ちゃんたち♪」
クレアはヴァン達に自己紹介をした後困った表情で答え、苦笑しながらクレアに指摘したクロウは初対面であるアニエスとフェリに自己紹介をし、アンゼリカは自己紹介をした後ウインクし、アンゼリカにウインクをされたアニエスとフェリは冷や汗をかいた。
「そちらの方達が”エースキラー”という事は、そちらのお二人が”エースキラー”に協力しているノーザンブリアの……」
「自分達の事もご存じでしたか。――――”北の猟兵”所属タリオン・ドレイクです。」
「マーティン・S・ロビンソンだ。お前達がクレイユ村でローガン達と共闘したという例の”解決事務所”か。」
気を取り直したフェリは真剣な表情でタリオンとマーティンを見つめ、見つめられたタリオンは自己紹介をし、タリオンの後に自己紹介をしたマーティンはヴァン達を見回した。
「ま、こっちの返事を効かずに向こうが一方的に始めたから、結果的にそうなっただけなんだがな。――――――”アークライド解決事務所”の所長のヴァン・アークライドだ。」
「アニエス・クローデルと申します。まだ学生ですが、訳あってヴァンさんのお仕事を手伝わせていただいています。」
「えと、フェリーダ・アルファイドです。ヴァンさんへの恩返しと
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