第一章
[2]次話
宇宙人は実在した
アメリカネバダ州のアメリカ軍のある基地の話についてだ、高木千早は笑って友人の屋敷春香に言った。千早は黒髪をロングにしていて切れ長の目で細面でほっそりとした中背のスタイルだ。春香は茶色のセミロングの髪で大きな目とやや丸い感じの顔で小柄だがスタイルがよく赤売り顔立ちをしている。
「あのお話嘘でしょ」
「宇宙人がいるって」
「それでUFOもね」
「全部嘘なの」
「だってね」
春香にそう思う根拠も話した。
「毎年一回やってるその基地の番組ね」
「ヤバイスペシャルね」
「どう見てもね」
それこそとだ、大学の講義の前のクラスで話す。二人共ラフな服装だ。
「インチキだしね」
「あの番組はそうね」
春香も否定しなかった。
「突っ込みどころ満載の」
「インチキでしょ」
「そうよね」
「宇宙人はいないわよ」
千早は今度は断言した。
「そしてUFOもね」
「ないのね」
「全部見間違いでしょ」
数多くある目撃談はというのだ。
「そんなのは」
「検証したらってこと多いわね」
「だからね」
それでというのだ。
「そんなお話は信じないで」
「それでなの」
「今度行く旅行のお話しましょう」
「北海道のね」
「実は飛行機のチケットが格安で手に入りそうなのよ」
千早は早速二人が今度行こうと話しているそちらの話をはじめた。
「だからね」
「飛行機に乗ってなのね」
「行きましょう」
北海道にというのだ。
「たまには電車やフェリーでなくね」
「お空の旅を楽しむのね」
「そういった乗りものでの旅もいいけれど」
「飛行機もなのね」
「どうかしら」
「そんなに安いのね」
「しかもちゃんとした旅行会社のお話だから」
変なそうした会社のものではないというのだ。
「だからどう?」
「そうね」
春香は千早の言葉に頷いてだった。
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