第十五章
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去に」
また述べる左とフィリップだった。
「相当長い虚空に囚われていた」
「そうなっている」
「だからか」
「それだけの力を持ちそのうえで楽しみを求めている」
「全ては。その囚われの中での退屈を紛らわせる為に」
「僕達の戦いを観ている」
そうしたことを考えていく。話がまとまっていく。
「それがスサノオか」
「そうした存在が僕達の相手なんだね」
「そして」
また言う照井だった。
「ライダーの中には死んだことのある奴もいるな」
「僕もそうだしね」
フィリップは照井のその言葉に応えた。
「二度。死んでいるから」
「しかしその都度蘇ってここにいる」
左もだ。フィリップの二度の復活について考えていって述べた。
「それも何かあるのかもな」
「多分ですよ」
光が考える顔で述べてきた。
「仮面ライダーは死ねないんじゃないですか?」
「死ねない、か」
「はい。仮面ライダーになった人は死んでもその都度誰かが蘇らせてくれて」
そうしてだというのだ。
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