第八話 人の姿でその十九
[8]前話 [2]次話
「考えてはいました」
「色々な戦隊が一緒にやってるからだね」
「はい、ですがドクターマンがどうかだけでなく」
「うん、もっとね」
「大きなものですね」
「何かね」
「そこまでは考えませんでしたので」
百地もというのだ。
「お見事です」
「そう言ってくれるんだ」
「流石は叔父様です」
「実際叔父さんいないと僕達困りますから」
松尾は糸蒟蒻を食べながら話した。
「こうしたこと大事な時にいつも教えてくれて」
「それでなんだ」
「お料理も作ってくれて。叔父さんのバックアップがないと」
そうでないと、というのだ。
「僕達戦えてないですから」
「叔父さんそこまで役に立ってるんだ」
「はい、いつも優しいですし」
「今回もそうかとなりました」
実際にとだ、加藤も言ってきた。
「このこと他の戦隊の連中にもお話していいですね」
「勿論だよ」
麩を食べる加藤に話した。
「そうしてくれるかな」
「それなら」
「はい、若し旦那様がいやしませんでしたら」
最後にタキガワが言ってきた、彼は春菊を食べている。
「あっし等とうの昔の迷ってやした」
「それで今回もなんだ」
「そうでやんした」
「そうなんだな」
「それでなんですが」
さらにだ、タキガワは話した。
「今それぞれの組織に関わってる奴で人を復活させられる奴の心当たりは」
「ううん、ないね」
伊賀崎父は首を傾げさせて言った。
「流石に」
「そうですか」
「ちょっとね」
「キカイトピアの神様がいたよな」
伊賀崎はご飯を食べつつ言った。
「あの神様ならって思うけれどな」
「その神様どっかに行ったな」
「そうなんだよな」
「何か鳥の姿をしていたらしいけれど」
「ゼンカイジャーとの戦いの最後でな」
「何処かに行ってな」
「だからか」
父の言葉に応えて言った。
「それはないか」
「ないだろうな」
息子にご飯を食べながら応えた。
「流石に」
「じゃあ誰がやってるか」
「ちょっとな」
「わからないよな」
「そのことはこれからわかるだろ」
獅子王が言ってきた。
「今これ以上考えてもわからないな」
「そうだね、じゃあこの話はこれで終わろうか」
「ああ、それで今はな」
獅子王は伊賀崎父にさらに話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ