第五章
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がね」
それがというのだ。
「妖怪になったのよ」
「今僕達が見ている妖怪に」
「そうなんですね」
「そうでしょうね、それでこの妖怪確かね」
茉由もしゃんしゃん火を見ている、文字通りそう鳴っている妖怪を。
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