第24話:憧れと現実
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?」
「はい♪」
「はい却下―――」
「待った!」
「ツキツバさん!?」
「めぐみん殿、その魔王の家老がこの近くの廃城に移り住んだと言うのは本当か?」
めぐみんがキョトンとしながら答える。
「は……はい……そうです」
「ならば!その敵家老に問い質す方が早い!行き先はオーサム近くの廃城にしましょう!」
「でも!グリジットには―――」
「ではノノ殿、そのセイン殿は魔王の居場所を知っていると?」
「う……そ……それはぁ……」
うん!やっぱりこのグループのリーダーはやっぱツキツバだわ!
月鍔ギンコperspective
こうして、某達はとある廃城に到着したのです。
「では早速」
「めぐみん殿、それは流石に反則が過ぎるのでは?」
其処へ、1人の男性が馬に乗ってやって来てめぐみん殿を叱りに来た様ですが……
「そんな所で何をしている?」
この者!?
首を斬られても死なんのか……
「ん?抜くか?つまりこの俺の挑むと言う事だな?」
お?
某の手が何時の間に柄に?
この者、そこまでの相手か?それとも、この男が首を斬られても死なぬ事に驚いての事なのか?
と言ってる間にセツナ殿も戦う準備をしておりました。
「こいつ、デュラハンだ!」
「でゅらはん?」
某がセツナ殿と会話している間にめぐみん殿が前に躍り出ました。
「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法〈爆裂魔法〉を操りし者!」
「ん?最強?」
めぐみん殿の名乗りを聴いて何かを感じたでゅらはんが何か考え込んでいる様です。
「質問を変えよう。お前達が噂に聞く『サムライ』か?」
某を探していた!?
つまり、この者はでるべんぶろの仲間か!?
……この街道には幸い某達以外は誰もいない……なら!
「某は月鍔ギンコ!侍です!」
「ベルディアだ。魔王様の命により、貴様等を葬りに来た。アンデッドナイト!この連中に地獄を見せてやるがいい!」
「それはありがたい!丁度魔王に戦いを挑みたいところでした」
とは言ったモノの、先ずはこの者達を倒さねばあの者とは戦えず、あの者を倒さねば魔王とは戦えずと言ったところでしょう。
「ツキツバ……先ずはこいつらを蹴散らすぞ!」
「何という絶好のシチュエーション!感謝します、深く感謝しますよツキツバ!」
「いいぜめぐみん!遠慮無くぶちかましたれ!」
セツナ殿もめぐみん殿も戦う気満々です!
「黒より黒く、闇より暗き漆黒に。我が深紅の金光を望み給う。覚醒の時来たれり、無謬の境界に落ちし理。無業の歪みとなりて、現出せよ!踊れ、踊れ、踊れ!我が力の奔流に臨むは崩壊なり!並ぶものなき崩壊なり!万象等しく灰燼に帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手段!これこそが究極の攻撃魔法!|爆裂魔法《エクスプロージョ
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