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夢幻水滸伝
第三百四十一話 三州を掌握しその十一

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「吹き飛ばす、あと地雷原もあれば」
「そちらも予想されますね」
「機雷と共にな、機雷も地雷もな」
「安価で多くもうけられ」
「それでいて効果的やからな」
 そうした兵器だからだというのだ、トウェインはミニーに敵の防衛ラインのことを真剣に話していくのだった。
「それでや」
「警戒する必要があるので」
「地雷も砲撃でや」
「吹き飛ばしますか」
「若しくは術をぶつけてな」
 地雷にというのだ。
「それで反応させてな」
「爆発させて、ですね」
「除く、またトーチカも砲撃や爆撃でな」
「吹き飛ばしますね」
「そうするで、つまりはな」
「空からの攻撃、爆撃にそこに砲撃に」
「術を用いてな」
 そうした攻撃をしていきというのだ。
「それでや」
「敵の防衛ラインを突破しますね」
「そうするわ」 
 こう話すのだった。
「ここはな」
「そうしますね」
「そしてや」
 そのうえでというのだ。
「突破していくで」
「そうしますか」
「これから偵察を大々的にさせるが」
 敵軍に対してのそれをだ。
「敵の状況は隅から隅までや」
「調べますね」
「そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「攻めるで、それでミニーちゃんにもな」
「偵察は、ですね」
「姿を自由に変えられて消すことも出来るやろ」
 その神具を用いてというのだ。
「そやからな」
「ここはですね」
「頑張ってもらうで」
「わかりました」
 ミニーは強い表情と声で頷いて答えた。
「そうさせてもらいます」
「ほなな」
「そうしてですね」
「敵の状況が把握出来てな」
「こちらの準備が整えば」
「いよいよ進軍や」
 そうするというのだ。
「その時に」
「そうしてアーカンソー州を攻略しますね」
「そうしてな」
「ルイジアナ州ですね」
「そや、しかしな」
 トウェインはミニーにさらに話した。
「アーカンソーを攻略した時にまた話すわ」
「戦略をですね」
「そうするわ、それでええな」
「はい」
 確かな一言でだ、ミニーはトウェインに答えた。
「そういうことで」
「さて、敵は守りを固めるが」
 その動きは読んでいた、戦力が劣勢にあってしかも攻められるのならそうすることが常識であるからだ。 
 だがその常識から外れた動きもだ、トウェインは話した。
「奇襲にもや」
「気をつけますね」
「そうするで、そやから警戒はな」
 これはというのだ。
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