第八幕その十一
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「私も」
「僕もです」
「勿論僕もです」
「私もです」
「僕だってですよ」
恵梨香だけでなく五人全員で言います。
「是非です」
「お手本にさせてもらいます」
「素晴らしいことですから」
「それで、です」
「これからも」
「そうしてね。お手本の人やものを見たら」
その時はというのです。
「素直にね」
「お手本にして」
「そしてそうなる様に努力して」
「より自分をよくしていく」
「そうしないと駄目ですね」
「その時は」
「偉い人なんていないのよ」
オズマはこうも言いました。
「この世にはね」
「そんな人いる筈がないわ」
「絶対にね」
ベッツイもトロットも言いました。
「誰だってね」
「人ならね」
「人って神様と違うから」
「小さな存在だから」
「もう神様から見るとね」
「本当に小さな存在よ」
「そうよ、私達は人でしょ」
オズマは二人にも言いました。
「人は神々とは違うのよ」
「そうよね」
「どんな人もね」
「人でしかない」
「どれだけ凄いことをしても」
「それで偉いことなんてね」
それこそというのです。
「絶対にないのよ」
「そうよね」
「何があってもね」
「だからね」
そうしたものだからだというのです。
「人はね」
「常に努力して」
「お手本の人やものを見て参考にする」
「そうして自分を磨いていって」
「よくならないと駄目ね」
「そうよ、人は神様には絶対に及ばないけれど」
それでもというのです。
「努力して際限なくね」
「よくなっていくわね」
「そうしたものね」
「そうよ、私達もね」
オズマは二人に自分達もと言いました。
「これからもね」
「お手本の人達を見て」
「努力していくことね」
「それが大事よ」
こう言うのでした、そしてです。
皆で今は海そこから出て来る生きもの達を見た後で、です。
夕陽と海も見た後で街に戻って居酒屋に入ってそこでお刺身にカルパッチョそれと蝦蛄を前にしますが。
おじさんな丸茹でにされた蝦蛄達を見て言いました。
「これはまた」
「美味しそうね」
おばさんも言います。
「お刺身もカルパッチョもだけれど」
「蝦蛄もだよ」
「この蝦蛄も食べられるなんて」
「何といいことか」
「お酒もあるから」
ドロシーはここでもお二人に言いました。
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