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スーパー戦隊超決戦
第八話 人の姿でその二

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「それならです」
「これからですね」
「おでんもお酒も楽しみましょう」
 笑顔で言ってそうしてだった。
 ゴーカージャーの面々はおでん屋に入った、そしてそこでおでんのそれぞれの具を注文して酒もそうしてだった。
 六人で飲んで食べはじめた、その店の中でだ。
 四人の男女が話していた、見れば人の姿だが白い上等だがやけに派手な服を着た男がこんなことを言っていた。
「何と美味いのか」
「まことに」
 きりっとした黒い服の男が応えた。
「左様ですね」
「こうしたものもあるとはな」
「侮れないですね」
「全くだ」
「娘にも食べさせてあげたいです」
 十七歳に見える美魔女も語る。
「まことに」
「そうなのだな」
「はい、ここまで美味しいと」
「それならレシピを学ぶことだな」 
 しっかりとした雰囲気の男が女に言った。
「具は日本ではお店で売っている」
「だからですね」
「そこで買ってな」
 具即ち食材をというのだ。
「後はだ」
「調理すればいいですね」
「それでいい」
「それなら」
「娘さんは大事にしないとな」
 白い服の男も話した。
「だからな」
「はい、お家でですね」
「食べさせてやれ」
「そうします」
「だが娘さんは幾つだ」 
 白い服の男ががんもどきを食べてから大吟醸を飲んで女に尋ねた。
「一体」
「十七歳です」
「知っ債の年齢は幾つだ」
「二十歳です」
「そうか、なら問題はないな」
 白い服の男はそれならと応えた。
「それではだ」
「お酒もですね」
「飲ませてやるのだ」
 こう言うのだった。
「それならな」
「それでは」
「その様にな、こんな美味い酒はだ」
「娘も飲むことですね」
「皆でな。俺一人が飲んでもだ」 
 さらに飲んで言うのだった。
「面白くない」
「その通りです」
 しっかりした男が応えた。
「やはりです」
「こうしたものはだな」
「皆で飲んで食べてこそです」
「いいな」
「その通りです」
「そうだ、俺もわかってきた」
 今度はおでんのちくわを食べて話した。
「やはりな」
「美味いものなら」
「皆で飲んで食べることだ、おでんのレシピはな」
「皆に伝え」
「酒も飲む様に言うのだ」
「日本酒を」
「そうだ、いいな」
 こうしっかりした男に告げた。
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