第二章
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筈のあの屋敷がまたあった」
「馬鹿な、そんな筈がない」
「昨日僕達はあそこを通ったけれど」
二人はだ。ここでまた驚くのだった。
「何もなかった」
「それで今日またなんて」
「それだけで何かあると思うのが自然だと思うがね」
霧彦は少しばかり勿体ぶって話すのだった。
「それはどうかな」
「そうだな。それはな」
「確かに」
「そこには明らかにこの街に害を為す存在がいる」
「まさかと思うがな」
「そこに」
「生憎だがそれを言うつもりもない」
思わせぶりな笑みでだ。また言う霧彦だった。
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