第二章
[8]前話
夏が近付き体育の授業で水泳が行われる時が近付いてだった、涼子も実際に水着になったがその胸は。
まずは女子達がだ、学校指定の黒をベースとした競泳水着を着た涼子を見てそのうえで彼女に言った。
「大きいわね」
「普段以上にそう感じるわ」
「水着になったら出るわね」
「制服の時よりも」
「体操服の時よりも」
「けれど身体のことはどうしようもないから」
涼子はクラスメイト達にこう返した。
「それでね」
「受け入れるしかないわね」
「見られることは」
「そうよね」
「ええ、ただ気を付けろってね」
その様にというのだ。
「バスケ部の部長さんに言われてるから」
「だからなのね」
「気を付けてるのね」
「そうなのね」
「胸を見られても」
それでもというのだ。
「乳首はね」
「そうそう、競泳水着って乳首透けやすいから」
「ニップは貼らないとね」
「ちゃんとね」
「体育の時も」
普段のというのだ。
「してるし」
「ブラ着けてても透ける場合あるしね」
「だからなのね」
「そこは注意しているのね」
「そうなの、それはね」
こう言って自分が使っているロッカーからだった。
ニップを出してそれを着けた、そのうえで授業に出た。
その日の放課後涼子は部活で紀子に水泳の時のことを話した、すると紀子は彼女にその通りという顔で答えた。
「そう、胸が大きいのは仕方ないけれど」
「乳首はですね」
「そこが透けてね」
そうなってというのだ。
「見られるとね」
「駄目ですね」
「尚更それもかなり刺激するから」
「大きな胸が好きな人を」
「だからね」
その為にというのだ。
「乳首についてはね」
「気を付けることですね」
「具体的にはそこよ」
気を付けるポイントはというのだ。
「これからもね」
「乳首が透けない様にですね」
「勿論見えない様にね」
「注意ですね」
「そうしていってね」
「わかりました」
涼子は紀子の言葉に頷いた、そして部活の時も夏が近付き薄着になってきていたのでそこには注意して部活に励んだ、それからも乳首については気を付けていった。
胸で注意するところ 完
2024・3・25
[8]前話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ