第21話
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うだな……!」
人形兵器の登場に驚いたクロウは双銃を構え、手甲をつけた両腕で格闘の構えをしたアンゼリカは厳しい表情で呟き、ブレードライフルを構えたマーティンは舌打ちをしてクレア達と共に戦闘を開始した。
〜東方人街〜
「早く家や店の中に入れ!」
「危険だから今夜はもう外出しないでくれ!」
同じ頃、アーロンの仲間達が街の住人達に避難勧告を行っていた。
「アーロンはどうしたんだ?早く合流しねえと!」
「あのヨソ者を見張って新市街に行ったみてぇだが。」
「だ、だがこんな霧、今まで一度も――――――ぐあっ!?」
アーロンの事を仲間に訊ねてその答えを聞いて不安そうな表情で話を続けたアーロンの仲間の一人―――――シドは突如背後から頭を何かで殴られて地面に倒れて気絶した。
「お、おい!ウソだろ、しっかりしろ!」
「てめえら!!」
シドが突然奇襲を受けた事に仲間達が驚いている中仲間の一人は自分達と対峙した人物達――――――マスクを被った半グレ達を睨んだ。
「ジャストタイミングじゃねえか、探す手間も省けたぜ!」
「連中のオーダー通り、全員血祭りにあげんぞ!」
「クハハハハハハ――――――!」
半グレ達は好戦的な笑みを浮かべてアーロンの仲間達に襲い掛かった!
「セイ!ホアン!?クソがああああああっ!!」
東方人街から聞こえてきた仲間達の悲鳴を聞いたアーロンは怒りの表情で声を上げながら急行した。
〜ウェイ家〜
「この霧は………それに、街から感じる複数の悪しき魂の気配は一体――――――!」
同じ頃外の異変に気づいたマルティーナは家を出て周囲を見回したが側面から自分目掛けて放たれた爆弾付きのダガーに気づくと前に跳躍して回避した。するとマルティーナがいた場所にダガーが刺さった後爆弾によって爆発を起こした。
「いや〜、凄い凄い。”火喰鳥”ですら気づけなかった僕の奇襲に気づいた上、回避するなんてねぇ。今回の計画に関係している標的よりも戦闘能力が高いとは聞いていたけど、予想以上の強さじゃないか。」
するとそこにメルキオルが拍手をしながら現れてマルティーナを見つめて感心の言葉を口にした。
「貴方は………最近アーロンが叩きのめした”メッセルダム商事”の半グレ達の報復に来た上層部………という所かしら。」
メルキオルと対峙したマルティーナは警戒の表情を浮かべて自身の得物の一つである聖剣を取り出した後構えた。
「ふふっ、当たらずも遠からずって所かな?―――――僕達の計画の為に、君もここで死んでもらうよ!!」
マルティーナの言葉に不敵な笑みを浮かべて答えたメルキオルはマルティーナに襲い掛かり
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