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金木犀の許嫁
第十話 部活でその四

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「やっぱりそうしたことに興味は」
「あるのね」
「かなり、弟もいるんですが」
「弟さんもなの」
「そうした本、漫画とかグラビアのある雑誌とか」
「持ってるのね」
「古本屋さんで買ったアイドルの写真集も」
 そうしたものもというのだ、何故アイドルが水着や下着になったうえでグラビアに載っているかは言うまでもないことであろう、写真集も然りである。
「持ってますね」
「それって」
「もうやっぱり」
「そうしたことによね」
「使ってますね」
「そういうことしてるのはね」
「やっぱりありますよね、十代の頃が」
 かな恵はさらに話した。
「男性は一番凄いらしいですから」
「そうしたことが」
「それで女の人は三十代の頃が」
 男性とは違ってというのだ。
「どうもです」
「一番凄くて」
「それで、です」
 その為にというのだ。
「弟はそうした状況で」
「彼氏さんも」
「言わないですけれど」
「まあ言わないわよね」
「こうしたことは。ですが」
 それでもというのだ。
「やっぱり」
「してるわね」
「そうですよね」
「してないとはね、そう言われたら」
 それならというのだった。
「佐京君も」
「先輩の許嫁の人ですね」
「やっぱりね」 
 彼のことを思いつつ言うのだった。
「そうしたことしてるわね」
「興味ありますよね」
「お部屋には内側から鍵をかけられるから」
「安全ですね」
「けれど」
 それでもというのだった。
「興味あるのね、何かそうした漫画みたいなことは」
「それですか。何か調べたら」 
 かな恵はすぐに言ってきた。
「何度かしてすっきりしたら」
「何もないの」
「そうみたいですよ、男の人は出せばです」
「また具体的ね」
「それでもうです」
「すっきりするの」
「そうなりまして」
 それでというのだ。
「もうです」
「何もしないの」
「その日は。というか最近は二次もです」
「その漫画ね」
「アニメやゲームもですね」
 そうしたものもというのだ。
「ありますね」
「二次元キャラね」
「そちらで満足する人もです」
「いるのね」
「だからそうした漫画やゲームもあります」
 そうだというのだ。
「世の中には」
「そうなのね」
「女の子用もありますよ」
「あれ?ボーイスラブとか」
「私そうした趣味はないですが」
 それでもというのだ。
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