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スーパー戦隊超決戦
第七話 冷静さを守りその十五

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「ドクターマン殿の外見は確認したが」
「どうしたんだ?」
「うむ、中々だ」
 デレプタに応えて話した。
「目立たない外見だな」
「そういえばそうだな」
 デレプタも言われて頷いた。
「只の白髪のな」
「髪の毛の長い老人だな」
「人間のな」
「そうだな」
「街中に人間の服を着て歩いていたらわからないわね」
 ソノナは他ならぬドクターマンの写真を見つつ話した。
「これは」
「実際紛れ込んでないか?」
 イカーゲンはこのことを危惧した。
「人ゴミの中に」
「おい、東京は人が多いんだぞ」
 メドゥはそれでと話した。
「新宿とか渋谷とか特にな」
「まさか一人一人聞いて回る訳にもいかないわね」 
 マーダッコもこのことはわかった。
「流石に」
「一千万もいますから」
 グリッタはそれでと話した。
「無理です」
「その通りです、ですが呼べばどうでしょうか」
 エンターがここで知恵を出した。
「そうしては」
「呼ぶのですか」
「そうです、人を探していると人探しを依頼してもです」
 そうしてもというのだ。
「いいかと」
「私達で探すだけではなく」
「そうもしてはどうでしょうか」
「それもいいですね」
 グリッタはエンターのその提案に頷いた。
「人間の世界では探し人のです」
「張り紙もしますね」
「はい、それでは」
「いいな、じゃあやろうか」
 話を聞いたゼットはそれならとなった。
「グリッタ嬢がそう言うならな」
「いいのですね」
「何でもやってみたらいいだろ」
 自分の席から言うのだった、場は夕食の準備に入っている。料理は懐石料理で畳と障子の部屋である。
「見付かる様にな」
「そうだね」 
 プリシャスも乗った。
「やってみよう、まさか一千万の人全てに聞く訳にもいかないし」
「貴方がドクターマンさんですかと」
「そんなことしてたらね」
 マッジョに応えて話した。
「本当にきりないから」
「確かに」
「だからもうね」
「それぞれの組織を総動員して探しつつ」
「探していますってね」
 その様にというのだ。
「張り紙も貼ったり人探しの依頼もね」
「しますね」
「そうもして」 
 そうしてというのだ。
「探していこう」
「それでは」
「それで今日の晩ご飯は何かな」
「河豚です」
 メタルエーが言ってきた。
「今回は我がマドリンティスがおもてなしさせて頂きますが」
「河豚料理をなんだ」
「出させて頂きます」
 そうだというのだ。
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