第二部 1978年
原作キャラクター編
何れ菖蒲か杜若 アイリスディーナとベアトリクス 美人義姉妹の道
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「そうさ。だからもし、ベアをシュタージに送り込んでいたら……」
ベアトリクスは、ユルゲンをじっと見て居た。
こんな深い悲しみの瞳をする彼女を見たのは、ユルゲンには初めてだった。
「私の事はどうでもいいわ。この人は今頃……」
ゆっくりとユルゲンの顔がベアトリクスの顔に近づく。
「泣くな」
そっと、彼女の肩に手を置く。
「ご、ごめんなさい」
「お前さえ、そばにいるなら十分さ」
ユルゲンは、ベアトリクスを咄嗟に擁く。
ユルゲンが彼女に与えたキスは、その情熱だけで窒息させる様なものだった。
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