第五話 生きていた者達その四
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からも話してきた。
「ゆっくりとな」
「ああ」
「それじゃあ」
こうして彼等はガオズロックの中に入った。岩の世界で澄んだ水鏡もある。皆その水鏡を囲みながらお茶やコーヒーを飲みだ。あらためてこれからのことを話し合うのだった。
「それで結論としては」
「貴方達も私達と一緒に」
「それはもう決まってるけれどな」
走はにこりと笑ってアスカに話した。
「聖杯を守ろう」
「はい、それでは」
「それでなのですが」
ここでさくらが腕を組んで述べてきた。歩きながらである。
「彼等の中には明らかに聖杯が目的ではない面々も多いですが」
「そういえばだ。言っていたな」
「そうですね」
大翔とヒカルも言う。
「オルグの世界がどうとかな」
「ガイアークも似たようなことを言っていましたね」
「そういえばヴァッフォ達もいるし」
「サキュバスもいるわよ」
らんると小梅もそれぞれ自分達の相手について話した。
「あの連中が聖杯とか興味があるとは思えないし」
「とりあえず犯罪には興味がなくなったみたいだけれど」
「インフェルシアの方は何て言ってるんだ?」
「ああ、連絡したら今からこっちに来るって言ってる」
魁が翼の問いに答えた。
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