第七幕その十一
[8]前話 [2]次話
「こんないいことはね」
「ないですか」
「そうよ、昔はこの街もなかったし」
「新たに生まれたんですね」
「そうよ、それが出来て」
そうしてというのです。
「こうしてよ」
「楽しめますね」
「そうなの。お昼行った宿屋も」
「エルフの人がやっている和風の」
「ああした場所もなかったのよ」
「そうでしたか」
「エルフの人って本来森の中にいるでしょ」
このことをお話しました。
「ダークエルフの人は地下で」
「それぞれの場所で暮らしておられて」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「そこから出る人は昔はいなかったけれど」
「今はですね」
「ああした人もいるのよ」
「エルフの人でもですね」
「あの人は一過で思い立って」
そうしてというのです。
「あちらに移住してね」
「暮らしておられるんですね」
「そうよ」
実際にというのです。
「ああしてね」
「そうですか」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「一家で日本が好きだから」
「和風なんですね」
「ああしてね」
「そうなんですね」
「エルフっていうと森の中で暮らして」
そこに自分達の村を築いてです。
「そうして服装もね」
「中世の欧州の感じですね」
「けれどね」
「オズの国の他の人達みたいにですね」
「ああしてね」
「エルフの文化からですね」
「他の文化に触れてね」
そうしてというのです。
「楽しむ人もよ」
「出ていますか」
「そうなのよ」
これがというのです。
「今はね」
「そちらも変化ですね」
「ボームさんが紹介してくれたお話もでしょ」
ドロシーは一連のオズの国の出来事や人々が紹介されていったお話も恵梨香に対してお話しました。
「そうでしょ」
「あっ、どんどんです」
「オズの国が変わっていくことを紹介してくれていたわね」
「ドロシーさん達のご活躍の紹介の中で」
「ああしてそして今もね」
「オズの国は変わっていっていますね」
「外の世界のアメリカの影響も受けながらね」
そうしつつというのです。
「変わっていっているのよ」
「そうですか」
「だからね」
それでというのです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ