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スーパー戦隊超決戦
第七話 冷静さを守りその七

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「悪くないですね」
「そう言ってくれるんだ」
「もともと無理をして戦隊を戦わずとも」
 そうせずともというのだ。
「暮らせるならです」
「それでいいわね」
「そうですし今の私達はです」
 グリッタは巨大な口でドーナツを礼儀正しい仕草で食べつつヨドンナに話した。
「これといってです」
「戦うこともね」
「ないですし」
 このこともあってというのだ。
「ですから」
「今はドクターマンを探して対立しているけれど」
「その後の流れ次第で」
 それによってというのだ。
「もうです」
「戦わなくていいね」
「そうかと」
「その方が楽ですよ」
 クレオンは明るく笑って述べた。
「あいつ等と戦わない方が」
「君は怠けたいだけじゃないかな」
「いえいえ、違いますよ」 
 ヨドンナの突っ込みに必死に取り繕って答えた。
「僕はちゃんとです」
「本当にそう考えてるの?」
「そうですよ」
 やはり取り繕って言うのだった。
「僕も」
「そうかな」
「そうですよ、いや本当に」
 必死のままさらに取り繕った。
「僕も勤労精神ありますから」
「ただブラックが嫌なのかな」
「はい、明るく楽しくですよね」
 このことは本心から言った。
「働くにしても」
「確かにね」
 ヨドンナは今は頷くことが出来て実際にそうした。
「僕もわかってきたよ」
「そうなんですね」
「一度死んで蘇って」
 そうしてというのだ。
「君達と一緒にいる様になってね」
「それは何よりです」
「それでだけれど」
 ヨドンナはさらに言った。
「最近街を歩いていたらスカウトされるんだ」
「人間からですか」
「芸能界に興味あるかとか」
 そうしたというのだ。
「聞かれるんだ」
「じゃあデビューしてみます?」
「そうだな」
 クレオンの言葉にワイズルーが続いた。
「いいところいけると思うぞ」
「ヨドンナさんならそうですよね」
「思うにだ」
 ワイズルーはチョコレートケーキを食べつつさらに言った、ウィンナーティーも飲みそうして楽しんでいる。
「この顔ぶれは人間の姿になるとだ」
「ああ、人気出る奴多そうだな」
 タンクジョーは桃のタルトを食べつつ頷いた。
「どうもな」
「そうだな」
「ああ、インサーンさんにしてもな」
 その彼女を見て話した。
「そうだな」
「私がですか」
「結構以上に奇麗だろ」
 人間の姿になればというのだ。
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