第19話
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ちもギルドと対立するつもりはねぇ、余計な手出しさえしなけりゃな。クク……てめえらも同じだ。オレたちの邪魔だけはすんじゃねえ。せいぜいルウ家の使いっ走りとしてぬりぃ人助けと観光だけして帰るんだな。」
そしてエレインとヴァン達にそれぞれ忠告したアーロンは仲間達と共にその場から去って行った。
「ったく……実力はともかく、聞いてた以上のこじらせぶりだな。」
「人の事を言えるのかしら?」
去って行くアーロンの背中を苦笑しながら見つめて呟いたヴァンにエレインは腕を組んで呆れた表情でヴァンに指摘し、エレインの指摘に反論がないかのようにヴァンは気まずそうな表情で頬をかいた。
「先程の仲裁、お見事でした!」
「……その、すみません。お手数をおかけしてしまって……」
「ふう……気にしないで。あれも遊撃士の仕事だしね。”民間人を危険に巻き込ませない”のも含めて。」
「ううっ……」
「あー、なんだ……折角の煌都だし適当な所でメシでも喰うか?」
笑顔を浮かべて答えたエレインのヴァンや自分達への皮肉にアニエスが疲れた表情で肩を落としている中、ヴァンは気まずそうな表情である提案をした。
その後ヴァンの提案を受けたエレインは新市街にある料理屋で夕食をヴァン達と共にした――――――
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