【第一部】新世界ローゼン。アインハルト救出作戦。
【第1章】教会本部、ヴィヴィオとイクスヴェリア。
【第2節】冥王イクスヴェリアの哀しみ。
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そう思うと、イクスヴェリアの心はもう哀しみに張り裂けそうでした。それなのに、周囲の人々は誰も、『彼女が「今は」哀しんでいる』ということにすら気がついてはくれないのです。
『早く、目覚めたい! 目覚めたいのに……。どうして、私は目覚めることができないの?!』
そんなことばかり考えていると、もう本当に気が狂いそうです。
イクスヴェリアが、どこからか自分を呼ぶ「遠い呼び声」に気がつくまでには、まだしばらくの時間が必要でした。
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