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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【第一部】新世界ローゼン。アインハルト救出作戦。
【序章】ベルカ、新たな〈次元航路〉の出現。
 【前編】ルートメイカー、起動する。
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グロン・ブラーニィ(23歳)と「すり替わった」のです。
【マルセオラはイラクリオン第二大陸の次元港でフェイトと別れた後、シャーリーが操縦する小型艇で、彼女とともにミッドに戻って来ていました。】

 マルセオラは、昔から外見的な諸特徴がなのはに少し似ていたのですが、12月の「臨時休暇」の際には思いがけず懐妊しており、5月には産休を取る予定でいたため、今回は予定よりももう少し早めに産休を取りつつ、夫グラストが勤務する局員専用病院の特別病棟で「敵の目を欺くための極秘任務」として、なのはの『影武者を演じる』ことに(と言うよりは、『アリバイ工作に加担する』ことに)なりました。
 また、なのはとフェイトが14年前の〈エクリプス事件〉でリンカーコアを損傷した時には、まだ一介(いっかい)の研修医でしかなかったグラスト・ブラーニィ医師も、今では立派な「リンカーコア研究の第一人者」となっています。
 彼は一昨年の5月に、31歳で当時21歳のマルセオラと結婚していましたが、今回は八神提督の計画に同意して、「なのはさん(実は、マルセオラ)」の主治医を務めることになりました。
(表向きの話としては、「なのはさん」が入院した理由も「リンカーコアの不調」だったので、グラストは単純に「その主治医として」最も適任だったのです。)

 そして、八神提督は『管理局の〈上層部〉の中には、今も「敵」に内通している者がいる可能性が高い』と考え、すべて自分の責任で、この「すり替わり」を局の〈上層部〉に対しても「絶対の秘密」にしたのでした。
 これを知っている者は、まず、当事者であるマルセオラとグラスト。次に、なのはとフェイトとシャーリー。さらには、はやてと八神家一同とルーテシア。他には、クロノとユーノとカリムとヴェロッサ、といったところです。
 また、八神提督は、今回の「芝居」に協力してもらうため、ヴィヴィオとアインハルトとカナタとツバサにも、この「秘密」を早々に打ち明けることにしたのでした。




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